動画エンコード CPU に自信がない、でも工夫をすれば出来るって知ってた?

 

動画エンコード CPU 負荷を減らしたい……!

筆者は割と動画編集が好きで色々な動画をこれまでに編集してきた。しかし、ネックになっているのは動画エンコード時のCPUへの負荷である。実は『エンコード』を正確に説明するのは少し骨が折れるので、筆者なりの解釈で簡単に説明する(つまり、正確に知りたければウェブページで調べた方が絶対良い)。

例えば、AviUtlで編集した動画を保存すると基本的にデフォルトは『aup』という拡張子になっている。これはテキストファイルとしても開くことができるのだが、AviUtlにおいて「こんな感じで音を付けたり、フィルターかけたり編集しました」というものが記されたファイル拡張子が『aup』、と筆者は思っている。

筆者のゲームを遊んでいる際のPC(元々はDTM用だったPCにグラボとメモリなどを付けた)はCPUに自信が全くない。「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」でフレンドと同時に入っても、遅れてロビーに移行してしまう。また、こうやって記事を普段書いているPC(正確にはSurface Pro3)も動画エンコードするにはCPU性能に不安がある。それにこれからの季節夏場に向けてCPUに自信がある動画クリエイターの方でも熱暴走や何らかのダメージが気になるのではないだろうか。

この記事では動画編集において最もCPUへ負荷がかかる工程、エンコードの負荷を減らす方法について紹介している。

なお、この記事の方法は自己責任で行うことを守ってください。

動画エンコード CPU

筆者には Battle Encoder Shirase(BES)という選択肢が最高だった

実のところCPU性能どころかPCの性能に頼らない方法もあった。それはブラウザ上(ウェブ上のサービス)で動画編集をするという方法だ。しかし、この場合AviUtlのようにガシガシ使うには有料会員にならなければいけなかったりとハードルが高い。また、数年前まであったYouTubeの動画編集サービスもなくなってしまったのも残念。

ということで、筆者が探した方法はCPUの使用率をソフト側で制御するという方法だ。これだけ聞くと難しそうな気もするが、無料ダウンロードのソフトがあり実際に稼働するまで5分も必要なかったりする。使い方も筆者には簡単だった。

その無料ソフトが「Battle Encoder Shirase(以下、BES)」である。

「BES」は起動すると現在、PC上で稼働しているソフト、アプリケーションなどが全て表示され、選択したソフトのCPU使用率を軽減させることが可能だ。

ダウンロードは自己責任で

筆者がダウンロードしたのは以下のURLである。重ねての注意書きだが自己責任でダウンロードするように。

「http://mion.faireal.net/BES/#download」

すると、こういった画面が表示される。

筆者は最新のバージョンをダウンロードした。あとは解凍して、「BES」を起動させる。使用方法は下記していく。

BES の使い方の基礎

まずは「BES」を起動する。※「BES」は起動中のソフトのCPU使用率を下げるため、CPU使用率を下げたいソフトも起動させる必要がある。

BESを起動するとこの画面が表示される

右上の「Target」をクリックすると現在起動中のソフト一覧が出るため、CPU使用率を下げたいソフトをクリックして右上の「Limit This」選択する。すると下のように「Slot」欄に#〇〇という表示と共に、選択したソフトが赤くなる。黒く塗っているのはプライバシー保護のため。

 

すると画面下にスライドバーとパーセント表示がでてくる。変な日本語かも知れないがこれが『CPU使用率の軽減率』だ。このスライドバーを左右に移動させると値が大きくなったり小さくなったりする。

例えばスライドバーを50%にすれば、そのソフトにおけるCPUの負荷を50%軽減させることになる。この場合、これまで70%を使用していた場合、35%に減らせる。

ちなみに、下の動画は「BES」を使用して、エンコードしたものである。もちろん、もっと複雑な編集や動画をつなげて長いプロジェクトになったとしても効果は期待できる。CPU使用率を制御することによって、過負荷状態は避けられるだろう。




その後、「Close」を押せば軽減が実行される。軽減を止める場合はそのソフトを落として、「BES」を終了させるなどでOKだ。しかし、注意書きなどが表示された場合はそれに従ってほしい。仕様なのかウィンドウを最小化すると「BES」が終了扱いとなることもある。慎重に取り扱ってほしい。

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