多くの魅力的なシステム と マインドを揃えたタイトル

前項では『Session』の概要と「デュアルスティックコントロール」と「バランスシステム」について紹介した。そのほかにも注目すべきシステムと取り組みがあり、このページではそれらを伝えていく。

ノースコアリングシステム

「ノースコアリングシステム」は、メイクしたトリックより実はもっとカッコイイやり方があるのでは?またはもっと、こういう風に工夫しようというリアルなスケートにおける創意工夫を促すためのアプローチである。つまり、スコアにしてしまうと高いスコアを目指すために滑ることになるが、スケートは点数で管理されているわけではない。ある意味では絵画のように、見た人によって良し悪しが分かれても全然良いカルチャーであるはずだ。その中で最高のトリックに挑むというチャレンジが『Session』には詰め込まれているように思えた。

ビデオエディター&シェア

スケートカルチャーにはフィルマーやフォトグラファーなどの存在は欠かせないし、メディアによって伝えられるもの全ては彼らの情熱がなければ存在しない。『Session』ではビデオエディター機能を備えており、モンタージュを作成してSNSでシェアできるというのだ。そのため、最高のトリックをメイクを全世界に映像として発信できるのだ。これは現実におけるスケートカルチャーと全く変わらないマインドなのだ。

昼夜のサイクル

『Session』には昼夜によってロケーションの雰囲気がガラリと変化する。夜明けの街をバックにするのか、夜中の寂れた通りを滑るのか、全てはプレイヤーのアイディアと嗅覚に委ねられることになる。

スケータープログレッション

プレイヤーはずっとトリックを練習していると成長していくという。そのため、より高く飛べるようになり、デッキをキャッチしやすくなるというのだ。つまり、コツコツと練習を続ければ徐々に高難度のトリックができるようになるため、プレイヤーの熟練度と重なる瞬間がきっとあるはずだ。これはいきなり、どんなトリックでも正しい操作をすれば何でもできるというのは「リアルスケート」という点アプローチに逸脱すると捉えているようだ。このような硬派な開発チームの取り組みが多くのプレイヤーに期待されている理由の一つでもあるだろう。

成長するオープンワールド

オープンワールドを採用している『Session』は開発段階のゲームであり、リリース後ももちろん継続して開発を続けていく。そして、重要なのはプレイヤーからのフィードバックが街を成長させ、より活力のあるものになるということだ。例えば、お気に入りのスポットに「もう少し縁石を増やしてくれ」や「この傾斜の角度をゆるくしてくれ」という意見も反映していくということだ。ゲーム内は魅力的なスポットに溢れている。それをさらに楽しめるものに変えていくことができるのだ。

次のページでは気になる「オンラインプレイ」と「フィルマーモード」について紹介する

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