The Walking Dead The Final Season 終末的世界の”終わり”へ

 

The Walking Dead The Final Season クレメンタインの物語は……。

『The Walking Dead』という作品が全世界に与えた影響は計り知れない。ドラマ版はもちろん、原作についても多くのファンが興味を持ったことだろうと思われる。この『The Walking Dead』というシリーズの面白い点はウォーカー(ゾンビ)が蔓延る世界で生存する、ということに対してフォーカスしていることだ。これが当たり前のように思うかも知れないが、どうだろう。これまでのゾンビ映画、ゾンビが登場するドラマでは、その元凶を突き止め、治療法や人をゾンビに変えてしまうウィルスに対するワクチンを入手、製造するということを目的とした作品が多い。ゲーム『The Walking Dead』シリーズにも、その独特の荒廃した世界の雰囲気が漂っている。そして、その物語はいよいよ最後へ向かうことになった。

この世界の独特の寂し気な雰囲気は、救済がないということにあると思われる。強い人間や賢い人間が生き延び、弱い人間や臆病な人間はウォーカーに変わるか、強い者たちに利用されていく。都合よく、ゾンビのウィルスに対抗できる手段をもった化学者や医者はいないという、一種の「諦め」が前提にあるからこそ、人間は「生き延びる」か、そうでないか、という二つの選択肢を持つことになる。クレメンタインは様々な人々に救われ、犠牲のもとに「生き延びている」のだ。

本作は全シリーズよりも多彩なアクションシーン、カメラアクションやビジュアルスタイルで描かれていく。今や、たくましくなり、ウォーカーとも戦うことができる立派なサバイバーとなったクレメンタインをプレイヤーは操作していく。より詳細に世界を探索できるようになった、と開発チームは語る。もしかすると、入念に探索をすることで犠牲を減らしたり(あるいは犠牲を生んだり)することもあるかも知れない。

『The Walking Dead The Final Season』は2018年8月15日に発売予定である。Steam、PS4、XboxOneでリリースされる。興味があればストアページをチェックしてみてはいかがだろう。

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