Fractured Lands 早期アクセス開始、パッチノート公開

Fractured Lands

「早期アクセス」と「リスペクト」の意味

当サイト「セマフォの屋根裏部屋」は開発チームへのリスペクトをゲーマーに呼びかけている。ゲーム開発はゲーマーの気分に依存する博打であってはならないと思っている。「良いゲーム」の判断基準はゲーマーそれぞれが持っていた方が理想で、その判断基準は多ければ多いほど面白くなるはず。

もちろん、意見や不満がある場合はそれをぶつけてみることも重要だ。ただし、その場はTwitterなどのSNSではないはずだ。キチンと開発チームへ届けるべきだし、それをしないでTwitterで述べてしまうのは稚拙な行為ではないだろうか。例えば前項で紹介した『Fractured Lands』について、「ここが不満だ!」という場合はこちらからスレッドを立ち上げるべきだ。まとはオフィシャルサイトから意見を出してみてはどうだろうか。

Fractured Lands

この現状について、ゲーマーだけが悪いわけではない。この風潮は利益を上げることだけに夢中になってきたメディア、風潮を正そうとしなかったメーカー、悪ノリをしているゲーマーを助長するデバイスメーカー、そういったゲーマーを広告に起用する企業。すべてが腐りきった結果が現在の風潮だ。そろそろ気が付くべきだし、気が付いている人間は「セマフォの屋根裏部屋」に力を貸してほしい。もちろん、こういった重要なことを理解しているゲーマーはいるのだが、本当にごくわずかである。

理解して頂きたいのは、そういったゲーマーを糾弾して正していこうぜ!ということではない。

ネガティブなマインドにネガティブな姿勢で臨んだところで、下らない結果になるのは歴史が証明している。そういったアプローチでは本当の意味でゲームという「文化」が発展することはない。現在、発展しているかのように見えるのは「文化」ではなく、「産業」であると筆者は思う。何万本ゲームが売れようともゲーマーの意識までは変えることができない。

「eSports元年だ!」などと声を大にして言うのは良いが、そもそもeSportsはゲームタイトルが存在しなければ成り立たない。であれば、eSportsシーンに関わる者こそ、もっと開発者へリスペクトを送るべきであると断言したい。そして、リスペクトというのは、SNSで人様に「自分が良い人であることをアピール」することではない。




実は昨日、素晴らしい出来事があった。

以前から交流があったゲーム開発者に、別のメディアにおける仕事の話を私から持ち掛けた。それは彼らにとっては良いPRの機会であり、我々は以前からお互いにメッセージを交換していたため、その記事は非常に良いインタビューになった。そこで終わりではなく、我々はお互いに協力できることがあれば今後も一緒になにかをやろうと動いている。そんな彼から、新たにリリースされたタイトルのゲームキーを頂いた。彼は「本当にありがとう!」と慣れない英語で言ってくれた。こちらからも下手くそな英語で感謝を伝えたのだが、ここには言語の壁を超越した思いがある。

わざわざ、ゲームキーなんか送ってくれなくても感謝は伝わっていたのだが、彼は本当に律儀な人間であるためそういった行動に出たのだ。それは、私をゲームジャーナリストとしてリスペクトしてくれているからこそ、生まれた粋なサプライズであることは確かである。

彼とはまた仕事をするだろう。

特にSteamストアにおいて、リリースをしているゲームタイトルの開発者は距離が近いため話してみるとすごくフレンドリーだったりする。ぜひ、開発者と話をしてみてほしい。メッセージを交わし、英語が得意な人は通話をしてみてほしい。自分が遊んでいるタイトルであれば、きっとそのゲームのことがもっと好きになるはずだ。

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