Kat Pillar カンザスシティのとある女性のライフスタイルと哲学に迫る

 

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タトゥーとカクテル、そしてロックと家族

にか異国の空気を吸えば、日本で過ごす窮屈な生活から解き放たれるかも知れない。そういって、アメリカの西海岸に渡った友人はその数年後、現地の女性と結婚して、可愛い娘ちゃんを授かっていた。アメリカ(あるいは海外)にはそういったマジックがあるのだと信じたこともあったけれど、僕は30歳になって、渡米は彼にとって単なる「きっかけ」だったのだと悟ることができた。「きっかけ」はその人の中にある可能性に結び付いて、目的と環境がそれを手助けしてくれる。つまり、日本にいても目的と可能性を結びつける環境をきっかけにして、努力すればなにかを成し遂げられるのではないだろうか。あれ?ところで、友人はなにを成し遂げたんだっけ。

「――お前の明日なにをするつもりなんだ。お前はリーダーなのか。それとも従うだけか。戦うのか、それともビビってるだけか。今こそ力を取り戻す時だろ」 The Interrupters 『Take Back the Power』より。

「The Boozy Housewife」という名前でブログをしている女性がミズーリ州カンザスシティに住んでいる。Kat Pillarが彼女の名前だ。元々タトゥーアーティストで、結婚後は家事をしながら、大好きなお酒とライフスタイルを発信するブログを更新している。Boozyとは「酒浸りの」という意味がある。つまり、彼女は「酒浸りの主婦」と名乗っているのだが、実際にブログを読んでみると、世界各国で飲まれているコアなカクテルをレシピ付きで紹介している。本稿では、彼女の人生や哲学、ライフスタイルについて迫った。

私は直感を絶対に信じてる。私は常に直感に従っているの。

――あなたはどちらに住んでますか。また、地元の良いところについて教えてください。

私はミズーリ州のカンザスシティに住んでいるの。ここカンザスシティにはいくつか良い場所があって、国立第一次世界大戦博物館、ネルソン・アトキンス美術館がおすすめね。ショッピング、バー、レストランとかクラブに行くなら、Power and Light DisrictとかWestport Districtがおすすめだよ。

――あなたが今、一番したいことはなんですか?

やりたいことなんて多過ぎるよ(笑)
個人的なことを言えば、私はもう少し自分のブログというものを確立したいかな。他のブランドやライターとパートナーシップを開始して、より多くのコンテンツを作って、多少のお金を得たいと考えているの。
国について言うなら、もっと分裂が少なく、女性の権利にフォーカスし、ヘイト(憎しみ)が少なく、政党間においてもっと協力している姿を見たいよ。

――あなたは自身のウェブサイトでカクテルを紹介していますね。あなたのおすすめのカクテルを教えてください。

めちゃめちゃあるよ!私の最近お気に入りは「エクイノックス※」だよ。レシピはこっちに掲載しているから見てみて(レシピ掲載記事)。あと、普通はもっと簡単なものを飲んだりするかな。「ハードアップルサイダー※」とか「パーフェクトマティーニ※」みたいな伝統的なカクテルね。ジンにレモンを絞ったのが好きなの。

※エクイノックス……バーボン、オレンジフレイバー、ナツメグなどを合わせたスパイシーなカクテル
※ハードアップルサイダー……発泡性のあるリンゴ酒。一般的にアルコール度数は低く、製造方法はワインに似ている。
※パーフェクトマティーニ……ドライ・ジン、ドライ・ベルモット、スイート・ベルモットを合わせた、口当たりが軽く、ベルモットの風味が特徴。

――あなたはなぜ、ウェブサイトを始めたのですか?きっかけを教えてください。

ずっと、ブログは立ち上げたかったの。自分が好きなタイプのサイトにしようとしてたら前回は失敗しちゃって。だから、今回は2回目なのよ。朝起きて、また書き始めたって感じね。

――あなたはご自身のタトゥーも紹介していますね。あなたの思う、タトゥーカルチャーの魅力について教えてください。

私は元々プロフェッショナル・タトゥー・アーティストだったの。今はもうないんだけど、東テキサスにあったお店に弟子入りしたのよ。それから、テキサス、ルイジアナ、ミネソタ、アメリカ中を回って仕事をしたんだけどね。タトゥー業界で働くのは好きだけど、それは時間と体力両方において本当に過酷な仕事なの。年を重ねて、夫と家族になろうとしていた頃、今日の業界の競争力などから当分、中断するのが良いだろうって最善だろうと思ってね。また戻ってくるかも知れない。でも、未来のことだから分かんないかな。写真は私のポートフォリオやこれまでの作品よ。

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