Direct Hit Perfect Black MVが公開。メロディックなパンクが炸裂している

 

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Direct Hit Perfect Black サウンド分析&ショートレビュー

Fat Wreck Chordsは立ち上げの1990年以来、世界中にパンクロックの種を撒いてきた。80年代のUSパンクシーンをリアルタイムで経験していない世代が求めるパンクロックとはなんだろうか。かく言う私も、88年生まれであり、USハードコア激動の時代は映像作品や音源から感じ取るほか術はない。だけれども、なにか私の中には確実にパンクスとしての自覚やDIY精神の塊のようなものがあって、その結果が弊誌「セマフォの屋根裏部屋」の立ち上げに繋がった。自分の好きな「ゲーム」と「ストリートカルチャー」の両方を取り扱うという(ある種異端な)スタイルに誇りを持っている。

いつの間にか、その種は耳から入っていたのだ。この種は育つと、人生のテーマになる。PUNK ROCKだ。

Direct Hit!はFat Wreck Chordsから音源をリリースしている、パンクロックバンドだ。スクリーモやクロスオーバーからの影響も感じられるが、本稿で紹介する『Perfect Black』はメロディックハードコアにどこかデジタルポップな雰囲気を合わせたクールな楽曲になっている。
イントロから私の眠気を吹っ飛ばすようなパワフルなドラムは芯が詰まったスネアとベスドラムが印象的だ。図太いベースは途中で歪ませたり、ユニークな音色を扱っている。また、ギターの使い分けがとても面白く、かき鳴らすようなバッキングギターとは別に、装飾的なフレーズを鳴らすギターも聞こえてくる。ポップに仕上げているのだが、ボーカルはマイクにかじりつくかのような勢いで歌い上げており、狂気的なサウンドにも聞こえてくる。

Direct Hit Perfect Black Direct Hit Perfect Black

Direct Hit!の楽曲は以前からチェックしているのだが、この楽曲は特にお気に入りだ。ライブだけでなく、音源のリリースにおいても精力的だし、ぶっ飛んでいる。速いビートと攻撃的なギターサウンド、鼓膜に対して不親切なカッコイイ音楽を求めているなら、Direct Hit!をレコメンドしておこう。特にこの『Perfect Black』は若い世代に良い種を撒く楽曲になるのではないだろうか。

この楽曲『Perfect Black』はアルバム『Crown of Nothing』に収録されている(アルバム詳細)。

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