ZORN Chill Out feat.AKLO そのサウンド成分を分析して紹介するショートレビュー

 

スポンサー広告

ZORN Chill Out feat.AKLO チルな空気にマインドを浸せ。

ZORN Chill Out

ZORNとAKLOの楽曲が驚くほどの頻度でリリースされている。葛飾区レペゼンのカリスマ性のあるラッパーの楽曲が、ここ数年で注目を集めるようになった。具体的なエピソードやライフスタイルを鮮烈なリリックで書き綴った楽曲はどのくらいの層に届いただろうか。メロウなビーツが人気のDJ OKAWARIがトラックを制作した『My Life』における、「洗濯物干すのもヒップホップ」というリリックは、現在のZORNという人間性をイメージするには十分なインパクトがあった。また、『かんおけ』ではTHA BLUE HERBのO.N.Oがトラックを制作するというサプライズもあった。20代のラッパーでこれだけプロフェッショナルなスタイルでラップをしている人間がどれだけいるだろうか。そう思っていると、もう一人カリスマ性のある男の顔が浮かんだ。AKLOである。

ZORNの『Chill Out feat.AKLO』はサウンドプロデュースに、Evisbeatsと前田和彦が参加している。イントロからすでにナイスな雰囲気の鍵盤の音と、ベースが聞こえる。このベースはどうやら、鍵盤で演奏されているようで、独特の丸みが特徴だ。ドラムについては、スネアが非常に気持ち良い音で鳴っている。聞き所としては、このスネアのアクセントに対する、両ラッパーのアプローチがどれだけ気持ち良いかという点にあるだろう。

このトラックは敢えて輪郭をはっきりさせていないような意図を感じる。例えば、Evisbeatsの『ゆれる feat.田我流』や、BASI(韻シスト)の『あなたには』は楽曲をリードしていく、数小節のフレーズがある。しかし、『Chill Out feat.AKLO』はどちらかというと抽象的なトラックであると感じ取れた。しかし、上述したように、鳴りの良いドラムとMCとのマッチングを考えると、非常にバランスの取れたトラックだ。

ZORN Chill Out

ZORN 『Chill Out feat.AKLO』はiTunesで配信されているため、興味があればストアページをチェックしてみてはいかがだろう(ストアページ)。

記事のシェアはこちら

ライター/Semapho Twitterはこちら