Samination パロディアニメーションの制作とゲーム動画配信を行う人物へのインタビュー

Samination アニメーション制作のこだわりと原点に迫る。

非対称PvP『Dead by Daylight』や、『Friday the 13th: The Game』は日本国内でも人気のゲームタイトルであり、オリジナルのイラストなどを制作する日本人ゲーマーをしばしばお見掛けすることがある。特に『Dead by Daylight』はキャラクターの個性の強さが人気で、新しいキャラクターが登場するたびに盛り上がりを増しているようにも感じる。今回、Samination、という『Dead by Daylight』をはじめ、様々なパロディアニメーションを制作するSam氏へのインタビューを行った。日本でもSam氏の動画を再生した人は多いのではないだろうか。本稿では、アニメーション制作のきっかけや最新作の情報についても伺うことができた。

Samination

――最も大切にしていることは、良いフックやストーリーラインを作ることです。

――まず最初に日本の読者に自己紹介をお願いします。

こんにちは、ゲーマーの皆さん。私は「Samination」のSamです。これまでビデオゲームをプレイし、絵を描いてきました。私のその2つの情寝るを組み合わせることができ、また人々に楽しんでもらえたことは大変ありがたいです。

――あなたのYou Tubeチャンネルは2つのコンセプトがありますね。アニメーションとゲームのストリーミングです。あなたがこの2つのコンセプトを1つのYou Tubeチャンネルで表現しようと思った理由を教えてください。また、大変だったことなどありますか。

アニメーションは子どもの頃からやりたいと思っていたことでした。そして、2000年代初期から制作をしてきました。Newgrounds.comでわずかながら成功しましたが、You Tubeチャンネルは『Friday the 13th: the Game』や『Dead by Daylight』のパロディアニメーションを制作するまで、なかなか上手くいきませんでした。元々、誰も観ないだろうな、と思っていたのですが、それが違いましたね!私が制作した最初の『Friday the 13th: the Game』のアニメーション2本は再生回数1000万回を超えようとしています!

You Tubeにおけるストリーミングについては、動画を追加しても、最初の頃はオンとオフを繰り返していましたね。しかし、2018年の元日にチャンネル登録者や視聴者の人たちと直接会話して交流することを目標に一貫して行うようになりました。これは、You Tubeでアニメーターをしている者としては一番難しい点ですね。大部分は成功していると言えるでしょう。当初は別のタイトルもプレイしていたのですが、魅力的なのは『Dead by Daylight』でした。2019年から配信について新しいアイディアを取り入れていく予定ですよ。

――Samさんは素晴らしいアニメーションを制作していますね。現在、取り組んでいるアニメーションはありますか。

『Friday the 13th: the Game』の開発者が新たなコンテンツを追加しないと発言したことについてのパロディ動画を先日公開したばかりですね。そのため、新しいものは全くありません。計画では、2019年には長く制作していた、『Taco-Man Plays』シリーズを終わらせる予定です。また2月公開予定の『Dead by Daylight Parody 5』の制作を始めます。私は新作ゲームの『Last』に注目していますが、そのアニメーションを制作するかどうかはまだ決めていません。

――『Dead by Daylight』の新しいキラー「リージョン」はパロディ第5弾には登場しますか。新しいアニメーションの情報を少し教えてください。

新しい『Dead by Daylight』のアニメーションでは常に、新しいものと、従来のコンテンツを合わせて登場させたいと思っています。そのため、「リージョン」は登場するでしょう。しかし、彼らがどのように適合するかはまだ試していませんね。2019年の1月からスクリプトを書いていきます。

Samination Dead by Daylight

――あなたの人生におけるベスト・ゲームを5本教えてください。

5本ですか……それは難しい!これは順位とか関係なくいきますよ。

『ゼノブレイド』: Wiiと3DSで発売されたマスターピースですね。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がそうであるように。キャラクター、ストーリー、ゲームプレイの全てが最高の切り口ですね。私はRPGのファンではありませんが、キャラクターもストーリーラインやその世界に魅了されてしまいました。残念ながら、続編/外伝は良くなかったですね。

『ワンダと巨像』、『ICO』、『人喰いの大鷲 トリコ』:全てSIE Japan Studioによる作品で、私は『ワンダと巨像』、『ICO』についてはPS3でプレイしました。私はその世界観や雰囲気、ゲームプレイに魅了されました。『人喰いの大鷲トリコ』はPS4で発売されましたが、あまりに過小評価されている印象ですね。私は2019年ストリーミング予定ですよ。

『バイオハザード』シリーズ: オリジナル、リメイク、そして続編(5と6を除く)が素晴らしいですね。私はサバイバルホラー作品が好きなのですが、資源が少なく、危険が多い中で考えながらプレイするのが楽しいです。これまでにはなかった、オリジナルなゲームですよ。

『Demento』: 『クロックタワー』のスピリチュアルな後継作品ですね。このゲームは非常に過小評価されていますが、素晴らしいグラフィック、雰囲気が本当に怖いですね。ストーリーは長く、私にとってクラシックな作品です。

『ゼルダの伝説』シリーズ: 私はこのフランチャイズに関しては後追いで、Wiiの「トワイライトプリンセス」で初めてプレイしました。「スカイウォードソード」も面白かったですね。それから、過去作をプレイするようになり「夢をみる島」まで遊びました。「ブレス オブ ザ ワイルド」は私には温まるまでに時間を要しましたね。スタート時点では素晴らしかったのですが、ストーリーラインの物足りなさがありますね。

『Road Rash』: これはおまけですが、メガドライブの良いゲームです。最初は3DO、初代PS、セガサターンでリリースされましたが、そのほとんどをプレイしました。このゲームには中毒性があり、ひたすら楽しめましたね。それ以来、この単純な公式を再現できなかったということが私の心を揺さぶります。

――あなたのお気に入りのアニメーションを教えてください。

私は『シンプソンズ』を観て育ちました。初期の作品はテレビアニメ化された中でも最高だと思いますね。両親と初めて一緒に観たアニメですね。私のお気に入りは、Ren & Stimpy(両親は嫌っていましたが)と、Rocko’s Modern Lifeですね。今も『シンプソンズ』が好きですが、『リック・アンド・モーティ』や『ボージャック・ホースマン』などの大人向けの2Dコメディアニメーションもお気に入りです。こういったジャンルがまだまだ盛り上がっているのは嬉しいです。

――アニメーションを制作するときに、大事にしていることはなんでしょうか。

私がアニメーションを制作する際に大切にしていることは、良いフックやストーリーラインを作ることです。これは、アニメーションを制作するにあたって、エキサイティングしたりモチベーションアップに役立ちます。もし、あなたがそれに興奮していない場合、そのプロジェクトは終了する可能性が高いです。

――日本のゲームの良いところを教えてください。

私は任天堂のタイトルだけを遊んで育ってきたと思います。大人になっても任天堂タイトルを楽しんでいますが、SIE Japan Studioのプレイステーションタイトルをプレイして大好きになりましたね。任天堂とSONYは世界最高のゲームメーカーだと思います。

――日本にはあなたの動画を楽しんでいる多くのゲーマーがいます。彼らへメッセージをお願いします。

子どもの頃には夢にも思いませんでしたが、インターネットやYou Tubeのようなサービスのおかげで、私自身が作ったアニメーションが世界中でシェアしてもらえるようになりました。いまだに信じられないことです。私は全ての視聴者に感謝していますし、今後も私の作品を楽しんでもらえると嬉しいです。

Sam/Samination Official Official Website

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