Eastshade 開発者インタビュー オープンワールドを舞台に、旅の画家となり、謎を解き明かすアドベンチャー

Eastshade 美しい島の謎を解く、オープンワールドアドベンチャー

Eastshadeという島には秘密がある。『Eastshade』は島の秘密を解き明かす、オープンワールドアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは旅の絵描きとなり、島民に絵をプレゼントすると知識や秘密に繋がるヒントを入手できる。美しい景色とユニークな世界観が印象的だ。

 今回、開発チームのEastshade Studiosにインタビューを行った。開発のきっかけ、世界観、ゲームシステムなど『Eastshade』のユニークなゲーム内容が紹介されている。

――私は本作を「小さなストーリーがたくさんあるゲーム」と呼んでいます。

Eastshade

――『Eastshade』はプレイヤーが旅の絵描きというユニークな設定です。どのようにこの世界観のアイディアを得たのですか。

我々はプレイヤーに基本的にゆっくりと、リラックスしながら気の向くままに観光するような体験を『Eastshade』で提供したいと考えていました。最終的にプレイヤーが「絵を描く」ということを採用しました。また、オブジェクト、場所、色、一日の時間など、プレイヤーを取り巻く環境をキャプチャーし、クエストを作成するというアイディアを思いつきました。これは旅と完璧な調和をとることになりました。なぜなら、このクエストによって、プレイヤーはゆっくりと移動し、感覚が洗練されていくためです。スクリーンショットはそのフレームに起きたことをデータとして保存します。『Eastshade』の世界は最高で、絵を描くというのは主人公が世界を輝かせるメカニックなのです。

――プレイヤーはどんな目的で「Eastshade」を訪れるのでしょうか。

ストーリーは表立って語られないのですが、基本的な理由は主人公の亡くなった母親が自分のお気に入りの場所である「Eastshade」に行くように彼に伝えたからですね。亡くなった月に彼女は、「いつかEastshadeに行くって約束して」と主人公に言ったのです。そして、プレイヤーは旅人として、その場所を探検、観光することになります。

――プレイヤーはNPCに絵をプレゼントすることで、知識やアイテムを入手できますよね。プレイヤーはどこでも自由に絵を描くことができますか。また、どんなプレイヤーにもプレゼントできますか。このゲームシステムについて詳細を教えてください。

絵を描く、というのは写真のようなものです。特別なオブジェクト、場所、人々、または時間などがあります。ゲーム内にはそういった描くものがあります。つまり、必要な素材やキャンバス、「インスピレーション」があれば、あなたはどこでも好きな絵が描けます。「インスピレーション」ちうのはゲーム内で得られる資源(エネルギー)のようなもので、新しい場所を見つけたり、本を読んだり、紅茶を飲んだりすることで得られます。NPCに絵を描くように依頼された場合、ここでは例えば「鶏の絵が欲しい」と言われたとしましょう。その場合、プレイヤーは鶏を見つけて、絵を描くための素材を入手する必要があります。もし、それらがない場合、さらに多くの場所を探検したり、本を読んだり、お茶を飲む必要があります。

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――『Eastshade』のトレーラーを観ました。とても綺麗な景色とグラフィックが印象的です。あなたたちがモデルにした土地はありますか?また、『Eastshade』にはどんなロケーションがあるか教えてください。

ありがとうございます!我々は様々な場所や建築様式からインスピレーションを受けています。開いた平原、奥深い森林、蛇行する川、洞窟、崖、雪山、凍った氷河、眠ったように静かな村、賑やかな町などがそうですね。
ゲームには、壮大な図書館、大きな市場、4つの宿、地下空間などがありますよ。

――『Eastshade』はオープンワールドゲームですが、マップはどのくらいの広さでしょうか。

『Eastshade』は『スカイリム』の6分の1ほどの時間で横切れます。マップは非常に密度が高く、視覚的にも多様性があり、密集しています。我々はエリア間の移動時間を増やすためにマップを広くすることもできましたが、プレイヤーの時間を尊重することにしました。我々はどこにいても新しいものを見つけることができる、圧縮された興味深い世界を作りたかったのです。

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――『Eastshade』はストーリーベースのゲームでしょうか。また、ミッションベースのゲームでしょうか。ゲームがどのように進行するのか教えてください。

私は本作を「小さなストーリーが溢れたゲーム」と呼んでいます。各クエストに物語があります。ただし、それはメインストーリーというほどではありません。プレイヤーは旅人であり、好きなように人々と話し、探検できるのです。時には足止めされることもあります。例えば、通行料が必要な橋があり、渡るにはクエストでお金を集める必要があるのです。また、川があるのですが、そこは船がないと渡れません。船を入手するには適切な資材が必要なのです。ゲームを進行させるには、クエストを行い、絵の手数料を受け取ること、アイテムを見つけること、時には自然に出かけたり、NPCを助けてあげると良いでしょう。

――パズル要素はありますか。

『Eastshade』にはいくつかパズル要素がありますが、「ゼルダ」で見られるよなピースを動かすようなパズルは稀かも知れませんね。我々の用意するパズルはNPCが好きな絵を探し出したり、NPCとの会話にいくつかのトピックを用意し、情報を聞き出すといったものです。一つの例としては、行方不明の人物の情報を探している際に、NPCとの会話にその話題を持ち込み、手掛かりを得ることができます。別の例では特定の場所、タイミングで描かなければならない絵がありますね。

――トータルプレイ時間はどのくらいでしょうか。

確かなことは言えませんが、我々のテスターはゲームクリアまでに8時間かかり、サイドコンテンツも含めれば10時間以上になりますね。

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――あなたたちがクリエイターとして影響を受けたゲームはありますか。また、お気に入りの日本のゲームがあれば教えてください。

私の好きなゲームシリーズは『エルダーススクロールズ』ですね。雰囲気、ペース、様々な状況に合わせた相互作用などは影響を受けたといえるでしょう。もちろん、我々コアメカニックスは『エルダースクロールズ』とは関係ありません。我々の作品には暴力はありませんので。日本のゲームでは、『ファイナルファンタジー9』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が好きですね。

――この記事の読者にメッセージをお願いします。

あなたたちがオープンワールドゲームをプレイしたことがあって、なにかに殺められそうになることなく、自分のペースで探検したいと思うならば、または殺める以外にゲームの世界とやり取りする方法を望むならば、あなたはきっと『Eastshade』を楽しむことができるでしょう。

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