LEFT ALIVE フロントミッションの世界観を引き継いだ、全く新しいサバイバルアクションシミュレーター

LEFT ALIVE フロントミッションの世界観を引き継ぐゲーム

『LEFT ALIVE』はスクウェア・エニックスが開発、販売を行うアクションシューターゲームである。これまでに『ファイナルファンタジー』シリーズを手掛けてきた、橋本真司氏がプロデューサー、『アーマードコア』シリーズを手掛けた、鍋島俊文氏をディレクター、そしてキャラクターデザインには、コジマプロダクションの新川洋司氏を迎えるほか、一部のヴァンツァーのデザインに柳瀬敬之氏が参加するなど、JRPG、アニメーション界で著名なスタッフが名を連ねる期待作である。本作への期待を語るには『フロントミッション』シリーズについての紹介が欠かせない。駆け足ではあるが、スクウェア・エニックスのロボットゲームの今後について述べていく。

また、本稿は情報が解禁されると共にアップデートを行っていく。その際は更新日を明記してお伝えしていこう。

ゲームジャンルはアクションシューターであり、紹介されたゲームプレイ映像には壁や障害物に身を隠しながら敵を撃つといったシーンがあり、『Division』を彷彿とさせる戦闘シーンが印象的だった。ただし、本作の注目度の高さは、やはりヴァンツァーの登場にあるだろう。ヴァンツァーとは、『フロントミッション』シリーズでお馴染みの人間が搭乗し、操作するロボットのことで、『LEFT ALIVE』はその世界観を引き継いでいる。正直なところ、『フロントミッション』シリーズの新作を期待していた筆者としては、『LEFT ALIVE』のアナウンスに期待と不安が混ざり合っていた。『フロントミッション』シリーズは2005年に発売された『フロント・ミッション 5』までは、シミュレーションRPGというジャンルだった。それは現在、ストラテジーという言い表し方に馴染みがあるだろうか。つまり、こういったジャンルの醍醐味は熟考してキャラクターを動かし、敵陣を奪い、敵機を破壊し、勝利条件を達成するというもので、本シリーズはこうしたゲーム体験を中心に長年ファンから愛されてきた。
しかし、2010年に発売された『FRONT MISSION EVOLVED』は前作までのシステムを一新し、アクションシューターゲームとして生まれ変わったのだ。これに戸惑いを覚えたシリーズファンは少なくないだろう。実は筆者もその一人で、正直なところGOOD評価をすることはできなかった。従来の『フロントミッション』にあった、奥深さを感じることはなかったからだ。そうしたことから、『LEFT ALIVE』がアクションシューターを取り扱うことに不安があったのだ。

LEFT ALIVE

現在、公開されている『LEFT ALIVE』のゲームプレイ映像などを観た感想を述べると、『FRONT MISSION EVOLVED』のそれとは全く違う印象だ。そして、それ以前の『フロントミッション』シリーズとも、全く違うゲーム内容だろう。実は先述したのだが、『LEFT ALIVE』は『Division』と非常に良く似たシステムがいくつか見受けられるため、そういった方向性のアクションシューターであると筆者は捉えている。特に壁や遮蔽物に身を隠し敵を撃ち倒し目標地点へ進んでいく様子や、アイテムカスタマイズ画面、カメラアングルなどが非常に良く似ている。軽快な戦闘シーンは普段シューター作品をプレイしていないゲーマーにも爽快感が得られるのではないだろうか。また、ゲームプレイ映像からは、オートエイム機能が備わっているように感じ取れた。また、スクウェア・エニックスらしいイカしたビジュアルのキャラクター、イベントシーンも特徴だ。

これまでに公開された情報では、敵のヴァンツァーを奪って蹴散らすということが紹介されているが、あくまでも生身のキャラクターを操作して攻略していくというゲームプレイが中心にあると思われる。これらのことから、『LEFT ALIVE』はプレイヤーがロボットを操作することをメインテーマとした、アクションシューター作品ではないという可能性がある。もちろん、本作が初めから「ロボットで戦うアクションシューター」として、紹介されているわけではない。だけれども、これまで公開された情報から察するに、シリーズのファンは『フロントミッション』の世界観を引き継いだという言葉だけで、ロボットが思い切り操作できると判断すべきではないのかも知れない。

LEFT ALIVE

LEFT ALIVE

『LEFT ALIVE』の公式情報では、戦場となった街に取り残された3人のキャラクターを主人公であり、それぞれの目標を達成していくというストーリーのようだ。また、それ以外の紹介文から察するに、どうやらこの厳しいシチュエーションから生き残ることをテーマにしたシューター作品であり、プレイヤーがロボットを操作できるという紹介は少ない。敵として登場するヴァンツァーが強敵であること、弱点があることなどが紹介されている。

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