SCUM 車 が追加されたことでサバイバルはどう変わった?物資を求めて街を行くゲームプレイの変化について

SCUM 車 追加とバランス調整によってサバイバルは奥深くなった。

オープンワールドサバイバル『SCUM』は先日、大型アップデートを行い、プレイヤー待望の「車両」が追加された。また、クリスマスシーズンということもあり、現在マップの一部は雪で覆われており、気温の低下などの天候面での変化もある。弊誌では、2017年の夏(早期アクセス開始の一年前)から本作の動向を伝え、開発者へのインタビューも行っている。今回のアップデートは早期アクセス開始以降、最も大きなゲーム体験の変化をプレイヤーに与えていると言える。本稿では、車両の追加による、ゲーム体験の変化をお伝えしていく。

SCUM 車

現在、『SCUM』に追加された車両はSUVタイプの車であり、最大で4人が乗車可能である。今後、2人乗りなどの車両も含めて、それぞれ追加していくという。そこで、筆者は友人と共に車両を探す旅に出た。

筆者がリスポーンした地点は、マップの北東部であり、そこは丁度雪が積もっているバイオームであった。移動すると、足元からムギムギという雪を踏みしめる音が聞こえてくる。そして、非常に温度が低く、すぐに「ENG(エネルギー)」を消耗してしまう。ようやく、友人と合流した頃には、飢餓状態であった。そのため、寒冷地に行く際は暖かい装備を用意していくことをおすすめする。

友人と合流した街を探索すると、面白いものを見つけた。それは、クリスマスシーズンに追加された、「サンタ服」であった。下のスクリーンショットで装備しているように、「サンタ帽子」、「クリスマスセーター」などの期間限定アイテムが落ちているため、探索も楽しめる。

SCUM 車

目標の車は警察署の前で発見することができた。どうやら、パトカーとして利用されていたSUVのようで、フロントガラスなどは割れているものの、エンジンは生きており、発進には問題ない。操作は通常の移動と同じく、「W」、「S」、「A」、「D」で行い、スペースキーでブレーキだ。
動き出しは非常に軽く、加速しやすいため乗り回すには多少注意が必要だ。重さがあまり感じないため、ついついスピードを出し過ぎてしまうが、スピードを出しすぎた状態でカーブに差し掛かると、後輪が簡単に滑ってしまうので、スピンすることもあった。山道では崖から落ちないように気を付けたい。

SCUM 車

驚くべきはその移動の快適さである。通常、街の付近などを移動していると、ゾンビに襲われる。ゾンビは基本的に撃退するまで追いかけてくるため、どうしても目的地に達するまで時間がかかってしまう。時速100キロでの移動も可能なので、徒歩よりも圧倒的に早く目的地に到着できる。仮にゾンビに襲われても、車で跳ね飛ばせば一撃で倒せる。
また、車はトランクに荷物を積むことができる。通常のチェストと同等かそれ以上に荷物を積むことができるため、これによってサバイバル体験に大きな変化が現れた。

例えば、これまでは徒歩で街へ向かい、家屋の棚などから物資を入手したり、ゾンビを倒して素材などを入手し、バッグなどのアイテムスロットに収めていた。当然ながら、バッグや洋服のアイテムスロットには限界があり、収めきれないものは捨てるか、チェストに収めるかという選択が迫られていた。
おまけに、あまりにアイテム重量が重いとスタミナの消耗も激しいため、街から街への移動でも時間と労力を必要としていたのだ。

しかし、車にアイテムを積むことで、手持ちのアイテムを整理できるだけでなく、保管庫にもなる。おまけにフレンドと一緒にプレイしている場合、その車のアイテムを共有できるため、食材や飲み物を入れておけばサバイバルが快適になるのだ。

これは実際に『SCUM』のサバイバルにとって、劇的な変化と言える。また、以前までは、グロテスクなことにゾンビは人間の肉を解体することで食料にできたのだが、現在はそれらができない。というのも、肉はカロリーが高く、栄養豊富なのだが、その辺を歩いていれば簡単に遭遇するゾンビから、そのような食材が大量に獲得できるのは今に思えばサバイバルの難易度を下げていた。肉は野生動物を狩って、入手する必要があるのだ。つまり、食料と空腹のバランスが調整され、プレイヤーは栄養管理に気を遣う必要が出てきた。そして、このバランス調整は『SCUM』のリアルな代謝システムと非常によくマッチしていると感じた。そのため、車の有難みが増し、存在そのものがサバイバルの奥深さを引き出しているのだ。

SCUM 車

現在のところ、車は修理機能がないため、取り扱いには注意が必要だ。大きな街で見かけることが多く、これまでに2種類のSUVを発見することができた。

記事のシェアはこちら

ライター/Semapho Twitterはこちら