Nulbarich 「和製 Maroon 5」と呼ばれる彼らのサウンドの唯一無二に迫る

Nulbarich 「和製 Maroon 5」と呼ばれるサウンドと彼らの唯一無二とは?

 

Nulbarich バンドとサウンドの特徴は?

シティポップの再ブームが2012年以降に起こり、CEROやLucky Tapes、Awesome City Club、never young beach、bonobosなどのバンドが”お洒落に聞かれる”ようになった。それまで、ジャズやブルーズ(ジャック・ジョンソン的なサーフブルーズ含む)、ファンクなど、音と言葉一体でサウンドを展開する音楽が好きだった筆者にとっては、喜ばしいことであった。単純に同じ音楽が好きな仲間が増えた方が世の中は楽しい。世界がほんの少しだけ真っ当な方向に進んだ気持ちになれる。

ブームがムーブメントになり、シティポップという言葉に真新しさがなくなった今、筆者は同時期に露出してきた2組のバンドに完全にヤラれている。1組目がWONKである。そして、2組目が今回のテーマとなるバンド、Nulbarichだ。

はっきりと言ってしまえば、WONKとNulbarichをシティポップと位置付けるのは誤りだろう。両方ともにもっとストリートの匂いが漂っている。ある意味での不良感だ。そして、そんな音が心地よい。ただし、シティポップバンドと共通している点も多くある。ジャズやファンク、ソウルミュージックに大きな影響を受けている点だ。つまり、90’sに日本でパンクロックバンドが大量に登場した際、多くがUSのパンクシーンに影響を受けていた光景と同じく、Nulbarichは海外のサウンドをダイレクトに取り入れているのだ。つまり、山下達郎や荒井由実にワンバウンドするのではなく、Maroon 5などが辿った道を同じく歩んでいる、という印象だ(もちろん、彼らは偉大なミュージシャンへのリスペクトは忘れていないだろう)。

「和製 Maroon 5」と一部で呼ばれていることについて、彼らがどのように受け止めているかは分からない。ただし、Maroon 5を聞いているリスナーがNulbarichの楽曲を聞けば、すぐに理由が分かるだろう。しかし、留意していただきたい点はNulbarichには、「和製 Maroon 5」という言葉では包囲することができない、不思議なサウンドがあるのだ。

Nulbarich

「和製 Maroon 5」は序章に過ぎない。

筆者の地元・福岡には、「和製 Weezer」と呼ばれた、Holidays of 17というバンドがいた(解散してしまったのだが)。彼らはWeezerに影響を受け、泣き虫ロックなサウンドを展開していたのだが、もちろんオリジナリティが目立っていた。むしろ、”モロ”Weezerみたいな楽曲の方が少ない。

Nulbarichについても、「和製 Maroon 5」という言葉だけで理解するのはもったいない。下の動画は2018年8月に公開された、『Kiss You Back』のMVである。テレビCMでも聞いたことがある方は多いかも知れない。例えば、この楽曲は意識せずに聞いてみると「綺麗め」な音かも知れない。しかし、実は弦の擦れる音やピッキングノイズを積極的に残しているように聞こえる。また、イントロのギターの音の粒は不揃いで、まるでチョップした音のようにも聞こえてくる。



レコーディングした綺麗な音にあれこれ足して、敢えて音を汚す。という手法もあるのだが、『Kiss You Back』については、 レコーディング風景が想像できるほどに、その場の空気を大事にされているように思う。サビでは、バスドラムやスネアが良い味を出しており、綺麗過ぎないのだ。この辺りのバランス感覚は非常に面白い。そこに、伸びのある日本語の歌詞を乗せているのだが、驚くほどに違和感がない。

Nulbarichの唯一無二のサウンドは、そこにストリートを感じるという点である。これはMaroon 5にはあまり感じないところである。例えば、スケートカルチャーやストリートのファッションには独特の雰囲気がある。これは上述したように、清濁合わせ持つ不良感のようなものだ。Nulbarichにはそれがある。というよりも、筆者はそこにNulbarichのオリジナリティを感じるのだ。例えば、唾奇やJinmenusagiらの楽曲を聞く際の構え方と大きなギャップがないのだ(これは、唾奇とWONKのARATAが渋谷でゲリラライブをした印象が強いからかも知れない)。こうなると、単純に「和製 Maroon 5」と言うには勿体なく思えてくる。他にも多くのカルチャーとの結びつきだってあるだろう。あるいは、それはまだ序章なのだ。

Nulbarichをチェックするには?

Nulbarichは今後の新譜にも期待ができるだろう。メディアにも度々登場していることから、音楽好きの間ではマストな存在となりつつある。最新の情報はNulbarichのオフィシャルサイト(リンク)とTwitter(リンク)をチェックしてみるのがおすすめだ。

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Clammbon タイムラインについて。Gamer Who’s on the Street!

Clammbon タイムライン について

 

Clammbon と当サイト管理人

原田郁子(Piano,Vocals)

伊藤大助(Drums)

ミト(Guitar,Bass,Vocals)

の三人からなる、ジャズ、ポップ、ロックなどの
エッセンスを注いだ楽曲を結成当時から発表しているバンドです。

オフィシャルサイトはこちらから。

専門学校で結成されたこのバンドは、
リズム隊の技術の高さやアコースティックセットでの
音源、ライブのクオリティの高さが評価されており、
そこにボーカル原田郁子さんの語るような歌が、
クラムボンサウンドの最大の特徴です。

管理人セマフォのエピソード

クラムボン自体を知ったのは、
2010年かそのくらいだったと思います。
厳密にいうともっと前からもちろん知っていたし、
耳にしたことはあったのですが、
キチンと音源という形で出会ったのは、
Tha Blue Herbとのコラボレーション「あかり from HERE」だったと思います。

僕は中学生の頃にUSの90’sヒップホップにハマり、
ジュラシック5やA Tribe Called Quest、KRS ONEなどを聞いていて、
その後、高校生になってUSのパンクロックに出会い、
音楽を始めてそこから現在はトラックメイカー、
コンポーザーとしても活動しているという感じです。

そのため、THA BLUE HERBというと、
日本語ヒップホップの中でも特別な存在であるのは、
USラップしか聞いてなくて、その後パンクロックに傾倒した僕でも、
十分過ぎるほどに分かっていました。

というのも、
当時はすでにパンクロックと他ジャンルとの交流は始まっていましたし、
実際に同じフェスに並んで登場することや、
ヒップホップとラウドミュージックとのミクスチャーがブームでした。

そんなわけで僕はTHA BLUE HERBを聞く機会はたくさんありました。

そして、出会ったのが、上記した楽曲でした。

クラムボン タイムライン

 

話をClammbonに戻すと、
この曲はまさにClammbonの中でも
キラキラとしつつも、生音感があるClammbon節が気持ち良い曲です。

リリックについては、
人生観と情報、人とのつながりを歌ったものですが、
それが『タイムライン』というタイトルにおいて、
現在の社会に一呼吸を置けるタイミングを与えているとも感じられます。

こういう歌詞はやはりクラムボンならではの、
創造的なポジティブなものだと思います。

ライブセットではどのようなものになるのか、というのも
ファンの間では楽しみなようで、
アコースティックセットで聞きたい、とか
ミトさんのベースやギターどっち弾くのか、みたいな
そういう楽しみ方もあってよいでしょう。

クラムボン タイムライン は

現在、EP『モメント』が発売中ですので、
興味がある方はぜひチェックしてみることをおすすめします!

EP『モメント』公式ページはこちらから。

 

 

ではまた。

セマフォ

 

 

STUDIO韻シスト を知っているか?Gamer Who’s on the Street!

STUDIO韻シスト を知っているか?

 

STUDIO韻シスト とは何なのか。

STUDIO韻シストは2016年に行われた
COCOLO Blandの15周年にあたり企画された
バンド生演奏と即興によるラップのジャムセッションです。

COCOLO BLAND とは
大阪発のファッション、アート、そしてミュージックなど
ヒップホップにおける重要な哲学やカルチャーを
洋服に落とし込んだブランドです。

公式ウェブサイトはこちらから。

韻シスト とは
当サイトでも数度紹介してきました。
日本のバンドスタイルのヒップホップのパイオニアで、
そのサウンドはヒップホップが形成される、
ファンク、ジャズ、ロック、ブルーズ、R&Bなどを網羅した
まさにヒップホップを生で鳴らすバンドです。

韻シストの以前の記事はこちらから。

韻シスト オフィシャルサイト

 

STUDIO韻シスト をもっと詳しく

 

STUDIO韻シストの企画については、
あくまで僕の認識と知識でお伝えするので、
ところどころ共感できないところもあるかも知れませんが、
色々な価値観があって当然だと思います。

企画の主旨について

冒頭にも記述しましたが、
このSTUDIO韻シストという企画は、
韻シストによる、生演奏と毎回ゲストとして登場する
数々の凄腕MCたちによるセッションです。

毎回、韻シストは誰がゲストで登場するか分からないまま、
スタジオに集まり、セッションを開始します。
そして、韻シストBANDの
SHYOU、TAKU、TAROW-ONEによる演奏が始まり、
MC BASI、 MC サッコンが呼び込んでゲストMCが登場してきます。

STUDIO韻シスト 歴代ゲスト

・第一回 RHYME&B、Peko

・第二回 TERRY the AKI 06
・第三回 HIDADDY 、 Willy Wonka
・第四回 FORK 、SURRY

 

管理人イチオシ!!POINT

第四回のゲストMC FORKとMC SURRYの回は
個人的に初めてこの企画を見る方にもめっちゃおすすめです。

理由としてはIce Bahnからゲストで登場した
Forkさんはライム至上主義を長年掲げ続けてきた最高のMCの一人です。

 

 

・第五回 サイプレス上野 、 LEON a.k.a 獅子
・第六回 鎮座DOPENESS 、 チプルソ

 

管理人イチオシ!!POINT

この第六回はSTUDIO韻シストで最も再生回数が多く、
まさに神回!と韻シスト自身も言うほどです。

フロウとビートアプローチ、上物へのアプローチが非常に心地よく、
まさに天才的なラッパーと言えば、
この人!というほどのMC 鎮座DOPENESSさん、

ライミングとヒューマンビートボックスなど
まさにミュージシャンとしても最高のMC チプルソさんによる
韻シストとのセッションは最高です。

・第七回 ERONE 、 CIMA
・第八回 RITTO 、 ブギ丸

 

・番外編 NAOKI 、 JESSE

 

なぜ、こんなに盛り上がっているのか

韻シストとCOCOLO BLANDは両方、
長年大阪、関西を中心にヒップホップシーン、
そして、それらを形成していくカルチャーを盛り上げてきました。

つまり、このSTUDIO韻シストで急に飛び出てきたわけではなく、
韻シストも来年、結成20年になりますし、
その間、多くの音源とライブを行ってきました。

そのため、既に固めてきた地盤を基に、
YouTubeという媒体でその面白さを発信したところ、
これまで韻シストを聞かない人、
または歴代のラッパーに興味があった人など、
多くの『初めまして』が重なり、ここまで大きな話題になったと思っています。

また、同じく去年から盛り上がってきた、
フリースタイルダンジョンによるフリースタイルバトルファンが、
さらに自分で色々と新たなヒップホップを知りたくて、
辿りついたのがSTUDIO韻シストということも多くあるでしょう。

そして、フリースタイルは、
素人目にも技術の高さと知識の豊富さ、そして人間味が分かる表現です。
そこに韻シストによる気持ち良い演奏が合わさることで、
とても面白い連鎖が発生したと思います。

これは機に多くの方がヒップホップや、
その周辺にあるカルチャーについて興味を持ってくれると嬉しいです。

では、また。

 

セマフォ

 

 

当サイトはゲーム制作に独自のスタイルでインタビューしています!
ゲームも音楽も『好き』を共有していると思っています。

 

The Struts One Night Only クラシカルかつ現代的なロック。

The Struts One Night Only について

 

The Struts One Night Only
画像は公式ウェブサイトのシェア可能なものを利用しています。

 

ゲーム好きによる音楽記事

こんにちはセマフォです。

当サイト、セマフォの屋根裏部屋は主にゲーム情報を取り扱っています。

これまでに、ゲーム制作への独自インタビューを行い、
制作チームへ最新情報や配信情報など
非常に貴重な情報を入手することに成功してきました。

しかし、管理人の私、セマフォは音楽が好きで、
自ら演奏、楽曲制作をしています。

そのため、当サイトでは音楽の紹介や発信も行っています。

過去のインタビューと、音楽記事はこちらから。

The Struts とは

The Struts とはイギリス、ダービーで結成されたロックバンドです。

その音楽性はクイーンを始め、UKが誇るハードロックを
現在も伝統的かつ破壊的な印象さえも覚えるパワフルな演奏で
創造、再構築したロックです。

ルーク・スピラー(Vocal)
アダム・スラック(Guitar)
ジェド・エリオット(Bass)
ゲシン・デイヴィス(Drums)

上の動画、Could Have been me を聞くと非常に分かるのですが、
ボーカルのルークはフレディ・マーキュリーを彷彿とさせる、
声の伸び、高音の響き、下を巻いて歌うところなどが印象的です。

さらに彼らの格好、服装についても、
古き良きハードロックバンドを彷彿とさせるようなもので、
もちろんQueenもそうですし、レッドツェッペリンや、
モトリークルー、ラモーンズなど、
ロックや初期パンクの礎となったマインドを持ち合わせていることが想像できます。

The Struts One Night Only

今回紹介するThe Strutsの楽曲は
One Night Only というThe Strutsが得意とする
サビでどっしり、しっかりとテンポを落としつつも、
最高の盛り上がりを持っていく楽曲です。

開始からルークのボーカル、そしてその後の
クイーンアプローチとも言えるコーラスワークが印象的です。

そこから、歪んだギターのダウンミュートによる、
ハードロック的な疾走感が感じられます。
(ただ、実際には疾走感というよりも体全体でノリを感じられるようなもの)

この曲の素晴らしいところは、
ドラムの金物(シンバルやハイハット)の使い方というか、
この曲が持つ、壮大的なイメージや無敵感というか、
そういったものの「シーンの切り替え」が、
ドラムやそれに付随するリズムトラックによって行われているところです。

もちろん、ギターもベースもそれに合わせて、
最高に盛り上がったり、かき鳴らすだけではなく
コードを聞かせるような弾き方が素晴らしいです。

ただし、この曲の壮大かつ向かうところ敵なし感(笑)みたいなものは
上記のようなスイッチの切り替えがナチュラルに
バンドスタイルで出来ているからカッコ良いのだと思います。

The Struts は日本でもさらに注目される

 

去年から日本でもSONYと契約したり
大規模なフェスに呼ばれるなど、注目されていますが
今後はさらにライト層にも注目されることでしょう。

例えば、音楽番組やニュース番組の
音楽コーナーなどで演奏することで恐らくは一気に認知されることでしょう。

それは遅かれ早かれそうなるものだと思いますし、
彼らのような大物感が漂うバンドは
そうなるくらいが似合っていると思います。

日本人にも親しみやすいメロディや音楽性ですし、
キャラクターが立っていて、視覚的にもThe Strutsを覚えやすいでしょう。

今後、間違いなく日本でも注目されるバンド、
The Strutsの最新楽曲『One Night Only』と
彼らの魅力について紹介しました。

また、音楽記事もゲーム記事、インタビューなど
多くの貴重な情報を掲載していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

ではまた。

セマフォ

 

 

韻シスト Jam&Jam MV公開!ニューアルバム「Another Day」から。ゲーマーだってストリートを感じている。

韻シスト Jam&Jam MV公開されました

 

韻シスト Jam&Jam はアルバム「Another Day」に収録

こんにちはセマフォです。

韻シストのニューアルバム「Another Day」から
新たなミュージッククリップが発表されましたね。

改めてお伝えすると、
この『 Jam&Jam 』は……

2017年7月19日にリリース予定の韻シストのニューアルバム
Another Day に収録される曲です。

前回の記事では、
同アルバムに収録されている、
Don’t Leave meのMVが公開された際に、
韻シストのカッコイイ点、カルチャーなどなどお伝えしました。

韻シストはギター、ベース、ドラム、MC二人による、
ヒップホップバンドです。

BASI(MC)
サッコン(MC)
TAKU(Guitar)
SHYOUDOG(Bass)
TAROW-ONE(Drums)

オフィシャルサイトはこちらから。

 

管理人がおすすめする Jam&Jam のやばさ

 

上に貼った動画を再生してみると分かるのですが、
イントロからやはりTAKUさんのファンキーなギターがさく裂しています。

ドラムはタイトだけれどすごく力が抜けているので、
すごく気持ちの良い三点(スネア、バスドラム、ハイハット)が最高ですね。
個人的にはTAROW-ONEさんの人間ドラムマシーンだと思えるくらいに、
多彩なパターンと粒のそろった音を出すので、
いまだにどんな叩き方をしているのか理解できていないです(笑)

ベースはSHYOUさんが曲全体をリードしているような印象があります。
(それはこの曲だけでなくコンダクター的な役割は全曲を通して、またはバンドとしても)
そして、やはりフックのロックでブルーズでファンキーで……
角度によってはどういうサウンドにも聞こえてくるけど、
共通して言えることはめっちゃ気持ち良い曲!ということですね。

むしろ、その様々なサウンドに影響を受けたものが、
ヒップホップというサウンドの根幹であると思うので、
韻シストは正しく、そして面白くヒップホップやってる!
と思って毎回テンションが上がりますね(笑)

MC BASIに関してはやはり声が最高ですね。
前回書こうと思ったのですが、
BASIさんの声質は韻シストにおけるリズムの音とめっちゃ相性良いですね。
だからタイトなリズムに乗せてもラップが跳ねてるし、
少しレイドバックさせたりするとそれが最高にかっこいい。

サッコンさんも声が最高ですね。
MC BASIも歌心があるMCですけど、
サッコンさんもBASIさんと違う歌心というか上物に対するアプローチが最高です。
BASIさんの声がリズムトラックとの相性が良いとするなら、
サッコンさんの声はギターの音との相性が良いですね。

つまり、例えばフックでMC二人が合間に入れる歌は
上物から聞いても、リズムから聞いても心地よいのです。

Jam&Jam と Don’t leave me から見る今作

Jam&Jamと前回の記事でお伝えした、
Don’t leave meを聞いてみて思うのは

今回はロックなアプローチや
ファンクミュージックにおけるジャムセッションなど、
まさにJAMがテーマになっているようなアルバムなのではないでしょうか。

もちろん、前回までもずっとバンドはジャムによる
フィーリングやコミュニケーションの中で得た
サウンドをアルバムとして残しているものだと思います。

しかし、今作で明らかに感じる心地よさは、
バンドの音の連続性というか、
別録りではなく、まるで一発録りしてスピーカーから流しました!
というほどの生音感というか。

タイトでファンキーなんだけど、
リラックスしているのはJam&Jamでも
Don’t leave meでも共通するところです。

恐らく、毎回バンドは意識していると思われますが、
今回は特にアルバムの頭から最後までぶっ通して聞ける
気持ち良い作品なのではないでしょうか。

それはバンドのジャムセッションというのは、
乗ってくるとかなりぶっ通して演奏されるものなので、
その『ぶっ通している感』というか、
その『セッションをそのまま感』というか。

どの時間帯、環境でもフィットするサウンドを
今回の 韻シスト Jam&Jam が収録されている
ニューアルバム「Another Day」にも、
持ってきているような予感がします!

敢えてシチュエーションを言ってみると、
絶対ドライブで聞くとテンション上がるアルバムだろう!
という感じですね!

 

 

 

シティポップを語ろう。 Lucky Tapes ゆるくてファンキー。

Lucky Tapes と シティポップ

 

Lucky Tapes を語る前に シティ・ポップ について

シティポップ またはシティ・ポップは
和製AORとも呼ばれる、都会的なイメージを持つようなサウンドのことです。

都会的……というのは70年代くらいに
当時の日本のフォークミュージックは世の中に
多くの不満や疑問を投げかけたり、
がむしゃらさなメッセージ性のある音楽でした。

しかし、それ以前より、
R&Bやジャズ、そしてロックなどのサウンドも
国内では人気が出ていたこともあり
実はあちこちのBARやライブハウスなどでは
自然発生的にそれらのバンドが交流する機会はあったのです。

そんな中、ナイアガラ・レーベル作品のファンである
ミュージシャンや作曲家が影響を受けて偶発的などうなのか、
一種の社会の流れの価値観とマッチして生まれたのが
昭和歌謡のBPMやフレーズなどを
当時のスタイルにフィットさせた「シティポップ」でした。

もちろん、それまでには、
先述したようにミュージシャンたちが高いレベルで
楽曲を作り、ヒットさせ、それが今っぽいぞ!ということで
都会思考に合わせて成長した、という感じでしょう。

これらは、日本においてのパンクロックでも
似たようなことが言えるのではないでしょうか。

例えば、ハイ・スタンダードの登場により、
それまで革パン・鋲ジャンみたいな
ステレオタイプのパンクロッカーたちだらけの場所に
Tシャツ、ハーフパンツの兄ちゃんが
やたら速いツービートのメロディアスなパンクをやり始めたら、

それまでいかつい感じの武闘派なパンクスの中で
反発していたり、怖いと思っていた若い世代が
当時の世紀末的な暗雲と最悪の不況だとか、
そういった大人への不信感をぶつけるものとして
メロコアファンが爆発的に増えた、と考えられます。

もちろん、曲が良いとか、メディアに出ない硬派なところとか
そういった例を見ないものが、新たな例を生む。
ということもあったのでしょう。

少し話が逸れましたが、
シティポップもそれまでより
都会的、都会派、都会志向なことと相まってブームとなったのです。

 

LuckyTapes

 

Lucky Tapesは2015年にデビューアルバムをリリース後、
瞬く間に人気となり、話題の映画に挿入歌として採用されるなど、
そのサウンドはライト層にも取っつきやすいでしょう。

しかし、実際には演奏技術やレコーディングの仕上がり、
曲調とMVとの融合性などによって、
コア層にこそ評価されているバンドでもあります。

ベースはファンキーだったり、
ギターは艶っぽくてお酒に合うような音色。
中性的かつトラディショナルな風貌で甘い声のボーカル。

・高橋海(Vocals,Key)

・田口恵人(Bass)

・高橋健介(Guitar)

以上の3人からなる現代のシティポップバンドです。

公式ウェブサイトはこちら。

 

 

Lucky Tapes/Gun

この曲はゆるくてリラックスして聞ける
管理人セマフォの最もお気に入りの一曲です。

例えば、何にも予定なくダラダラしている日曜日の午後、
この曲をかけて、コーヒーを飲んだら
今日は良い日だったかも知れない。

そう思えるような一曲です。

ギターは刻んで装飾的とまではいかないものの、
チキチキとカッティングを入れていたり、
中音域が気持ち良いギターなのでソロも温かみがあります。

そして、ホーンセクションもかなり気持ち良いです。
これはシンセサイザーなのか何かのソフト音源を使用しているのか。
(それとも生音なのかw)

つまり、それくらいに良い入り方と、
この曲自体のハッピーな感じの大きな役割を占めていると言えるでしょう。

 

Lucky Tapes/Touch!

MVの女の子が可愛い!!
そして、ゴージャスなんだけど、
リラックスしているような雰囲気がLucky Tapesの持ち味でしょう。

ドレスアップしなくても楽しめる、
けどホームパーティーほどラフではない食事会、
みたいな感じで気取らないオシャレがありますね。

これは恐らく、本人たちのファッションに対する
感覚も強く影響しているのではないでしょうか。

ストンとストレートなシルエットな黒パンツに白シャツ。
手首周りのゆったりさを見ると、
クラシックなアイテムなんだけど、現代的で先鋭的。
そしてベージュのジャケットに白のインナー。
眼鏡のフレームはラウンドでいかにもクラシックなスタイル。
だけれども、そこに気取っていない感じがあってオシャレですね。

そういう感じでファッションは音楽性に出ますw

シド・ヴィシャスやラモーンズ、ジョー・ストラマーが
既にそれらを証明しています。
彼らのスタイルだってカッコよくてカルチャーがあったりします。

僕はUKパンクに影響を受けて、
いまだにドクターマーチンを手入れして履き続けていますし、
Nirvanaのカート・コバーンに影響受けてからは、
ジャックパーセルを何度も履きつぶしましたw
(恐らく三足か四足くらい)

今ではコンバースのオールスターを手入れしたら
どれだけ長く履けるか試していますw
ちなみに、手入れは雨天時には防水スプレー、
そして靴紐はマーチンと同じ結び方にして、
かかとには時々すり減り防止のやつを塗ってますw

 

という感じで、ファッションは音楽性に大きく関係します。

(説明になっただろうか?w)

 

流行ではなく積み上げている

Lucky TapesもそうですがSuchmos、Awesome city club、Ceroなど
多くのシティポップ、またはその成分を含むバンドが
2014、2015年前後から注目され、
毎年のように今年のシティポップのブームは?

などと言われることもありますが、
ぶっちゃけ松任谷由実はずっと最前線でやってますよ!w

なので、別にシティポップは、
昨日今日初めて出てきたジャンルではないし、
ずっと先人が積み上げてきたということですね。

その石の上に、現代的なものを積み上げたのが、
上述した現代のバンドやミュージシャンなのだと思っています。

そうやって積み上げたものは、
過去にヒップホップを見てみればわかるように、
消えたりはしないのです。

流行り廃りはユーザーが決めていることです。

リスナーにとっては流行り廃りは関係ありません。
ましてやファンにとってはずっと彼らを聞くでしょう。

流行り廃りを決めるユーザーとしてではなく、
彼らの曲へのワクワクを忘れないリスナーでありたいと思っています。

 

では。

 

セマフォ

 

 

ゲーマーだってストリートを感じている。 韻シスト「Don’t leave me」

韻シスト Don’t leave me から知る魅力

 

ゲーマーだってストリートを感じている

こんにちはセマフォです。

昨日、というか日付的には今日、
当サイトにゲームのスクリーンショットと
僕が制作したBGMを同時に表現している

『スクリーンショットギャラリー』

がオープンしました。

ここにはゲーム好きである当サイト管理人のセマフォが
ヒップホップのトラックやリラックスできる音楽を提供しています。

僕は、このウェブサイトを運営している中で大切にしているのは
音楽やそこに密接に関わっているカルチャーから学んだ
価値観や哲学、そしてユーモアやジョークを基準に表現することです。

僕はOPENRECという動画配信サービスで
楽曲制作配信やゲームプレイの動画配信をしていますが、
配信者というものに縛られて
ウェブサイトを運営するつもりもなく、
常に面白いことはないかな?あれ、誰もやってないけど面白いよな。

みたいな、ストリートにおける工夫とアイディアを
常に持ってこのウェブサイトを運営しています。

具体的には

・ゲーム制作会社に独自にインタビュー
・新しい配信サービスの情報を実際に体験して公開
・アートワーク、楽曲制作とゲーム情報などの同時取り扱い

などなど、e-Sportsが海外から一般的なカルチャーになっている中、
ゲームって閉塞的なイメージではなく、
むしろ個人レベルでは盛んに面白いことを探求しているし、
そこに音楽的な価値観を持った人や、
SkateやBMXを始めとするあらゆるカルチャーが好きな人など

ストリートに立ってなくても通ずるところは山ほどあります。
言うなれば『ゲーマーのストリート的価値観』でしょうか。

それは実際に『両方のストリート』を知っている
僕としては大いにあると思います。

韻シスト とは

韻シスト メンバー

・BASI(MC)
・サッコン(MC)
・TAKU(Guitar)
・SHYOU(BASS)
・TAROW-ONE(Drums)

の5人によるヒップホップバンド。

大阪を拠点に1998年に結成。
当時は非常に珍しいバンドスタイルでのヒップホップ。
さらにそれはジャズ、ファンク、ソウル、ロック、ブルーズなど
まさにヒップホップが成り立っているサウンドを網羅した
卓越したバックグラウンドを持つ。

偶数付きには東京、大阪で
自身のイベント「NeighborFood」を開催し、
毎回、満員御礼そして確実に輪が広がっている。

2016年にはCOCOLO BLAND プレゼンツ
『STUDIO 韻シスト』がヒップホップ通を中心に話題を呼び、
それらがフリースタイルダンジョン以降増加した
「フリースタイルラップファン」の心も掴んだ。

そして、2017年韻シストは
STUDIO 韻シストの企画の最後を締めくくるアルバム『The Album』をリリース。
そして自身の7th Album『Another Day』をリリース。

流行り廃り関係なく
変わらない「ヒップホップサウンドの変化」を
自分たちの表現力で証明し続けている。

韻シスト 公式Webページ

Don’t leave me MV を見てみよう

 

7/19日発売の7枚目のアルバム『Another Day』からの一曲
Don’t leave me では
シンプルかつクラシックな
ロック的ビートアプローチが非常に気持ち良い。
しかし、ドシドシとした攻撃的なドラムではなく、
カラリとしつつ、ガレージで鳴らされているようなゆるさも完備。

管理人注目ポイント!
ーTAKUさんによるリズムアクセントとしてのギターから
小節最後にかけてのフレーズが
この曲の雰囲気を
後押ししているように思いますね。

韻シスト MVで着用のアイテム

韻シストらしさでもある
クラシックを大事にしているところは
MV中に着用している服にも表れています。
大き目の襟がポイントのストライプシャツは
COCOLO Bland のS/Sのラインナップの一つです。

ストライプは濃く、間隔はハッキリとしており、
その色合いからクラシックなワークシャツらしい仕上がりです。

また、SHYOUさんのようにウエスト高めで
シャツをインしてもクラシックらしさがカッコイイです。
さらにシャツの裾まではストンとストレートに落ちているため、
多少ルーズに着てもキャラクターが引き立つデザインです。

サイズにゆとりがあるため、
ボタンを締めて細いパンツに合わせてもいいですね。

在庫状況はオンラインストアまたは店舗へ問い合わせてください。


 

管理人注目ポイント!
ー昔、僕もDickiesのストライプのワークシャツも持っていました。
オーバーサイズだったのですが、
当時、VANSのハーフキャブのシグネチャーモデルが
そのシャツと色合い的にマッチしていたので、
ハーフキャブを履きつぶすまでひたすら着用していました(笑)

今回のCOCOLO Blandのワークシャツは
ワークシャツとしての形、デザインでもありますが、
ベースボールシャツのような肩回り、袖の広がりがあるので、
スポーツライクな着方をしてもめちゃくちゃかっこいいです。

個人的にはNew Eraにハーフパンツとかでも似合うと思うし、
ベージュのチノパンならワークらしさや
ストリートらしさがアップすると思います。


 

韻シストの何が最高なのか?

サウンドもそうだし、リリックが最高なのは
遊び心と信頼があるからだと思います。

それはメンバー間の信頼と、
地元大阪のファンを中心に寄せられるバンドへの信頼。

そして、バンドはそれらを理解しているだろうから、
新しい試みや韻シスト流のクラシックさなど、
良い曲やライブをすればお客さんは楽しんでくれる、という
バンドからお客さんの楽しみ方への信頼があるのでしょう。

それらをすべて内包した言葉が遊び心だと思います。

 

僕のヒップホップの入り口は
90年代のミドルスクールや
00’初頭のオルタナティブなアプローチから生まれた
ヒップホップからだったように思います。

例えば、A Tribe Called Questなどはヒップホップ好きならば
言わずと知れたジャズサウンドとしてのヒップホップや
ヒップホップ黄金期を作り上げたことが挙げられます。

そのような生音ライクなもの(または実際にベーシストを迎えたり)を
日本でバンド形態でやり始めたのは
韻シストがパイオニアだと言って間違いないでしょう。
(もちろん他のサウンドやバックグラウンドは多くあるでしょう)

このウェブサイトには
ゲーム情報も多く掲載しているので、
ゲーム好きの方でヒップホップに興味がある方は、
韻シストは知っておいて間違いないと思います。

ヒップホップを聞く!というところではなくて、
まずは韻シストを聞く!から始めても全然遅くないし、
むしろ一つの正しい聞き方の始まりだとも思います。

この記事で韻シストに興味を持った方、
韻シスト Don’t leave me チェックしてみてくださいね。

ではまた。

セマフォ

Gamer who’s on the Street

路地裏Semapho

管理人Semaphoとは……

ウェブサイト屋根裏部屋を運営。
動画配信サービスOPENRECで作曲配信『路地裏JAZZ BEAT』など
まさに『LIVE配信』をしている。
屋根裏部屋では独自にゲーム制作へインタビューを行い、
国内初の情報を発信するなど
とにかく好きなことをやることがモットー。

ゲーマーだってストリートを感じている。MC BASI の魅力。

BASI ヒップホップ のすすめ。

 

BASI ヒップホップ
BASI ArtWork by Semapho

ゲーマー &トラックメイカー の管理人

 

こんにちはセマフォです。

普段、ほとんどゲーム情報をアップしているので、
こういう記事を書くことはアリなのか?ナシなのか?

と考えていましたが、なにを勘違いしていたのだろう。

僕は自分でこのウェブサイトを個人の趣味と位置付けていたはず。

というか、ゲーム好きにもヒップホップ好きは絶対いるし、
今好きじゃない人にこそすすめる音楽をすすめるのも
セマフォの屋根裏部屋らしいスタイルじゃないか。

ということで短い脳内会議の末、
音楽についての記事も書くことになりました。

というか、スチャダラパーのMC BOSEだってゲーマーだし、
自分で自分のスタイルを縛るのはむしろカッコ悪いですよね。

 

BASI とは

今回この記事で紹介するBASIとは……

関西が誇る最高のグルーヴを生むバンド『韻シスト』
そのMCの一人でもあり、
ソロとしても最近ニューアルバムを出したラッパーです。

BASI 公式Website『Basic Music』

要らない敷居をなくしたい

ヒップホップ、ラッパーと聞いていまだに
「YoYo」「なんとかだYo」ってイメージ持ってる方がいます。

もちろん、そういう漠然としたイメージも持ってて当然だし、
わざわざビートに合わせて韻を踏む意味が分からない人がいるかも知れません。

少なくとも、普段ヒップホップを聞かない層には
リアルなヒップホップの良さが届いていない感じは否めないです。

なので、この記事ではそういったライト層にも向けて、
記述していく記事です。

そのため、ストリートに立っている人には
『おいおい、ヒップホップを舐めるなよ』と言う方もいるかもしれません。

しかし、僕自身あらゆる音楽をやってきた上で、
ヒップホップも好きですし、
実際に現場やストリートを見て、
トラックを制作しています。

そしてゲーマーです。

 

同じゲーム好きに向けて記事を発信することは自然なことなのです。

 

なんで BASI なのか?

 

MC BASI は言葉の使い方(遣い方)が生活に基づいていて、
ヒップホップを知らない方でも
共感できる韻の踏み方、フレーズがあります。

さらに、僕の個人の好みとして
ポップスラッパーと違って、リアルでめちゃくちゃかっこいいから。

そしてトラックも渋くてかっこいい。

そういったことから誰に紹介しても
間違いないヒップホップとして真っ先に浮かんだのが、
BASIでした。

もちろんBASIのバンド韻シストも浮かんだのですが、
韻シストの場合、
当サイトの記事の書き方からするとバンドサウンドの説明も含むので、
いきなり専門的なことを書き連ねるのは

上記項目の要らない敷居を設けることに繋がりかねないため、
今回はシンプルにバンドサウンドを説明しなくても
ライト層向けとしては不自然な記事ではない
ラッパーを選択したというわけです。

もちろん、BASI のトラックの多くは
バンドやミュージシャンのサンプリングなので
そこを説明すると必要不可欠なのですがw

 

BASI のサウンドの特徴

 

これはあくまで僕の感じていることですが、
BASIは大人向けヒップホップです。

これは大人じゃなきゃ聞けない!という意味ではなくて

大人な落ち着いた雰囲気を感じたいならおすすめするヒップホップ

という意味です。

 

曲は最初から最後まで落ち着いていながらも
フック(※1)はリスナーも口ずさみやすいものです。

そしてリリック(※2)は一つ一つ共感しやすい、
またはBASIの見ている景色を想像しやすいものになっており、
そのリリックがEvisbeatsのトラック(※3)に乗ることで、
ゆったりと落ち着き、そしてジャズっぽい雰囲気が漂っています。


 

※1 フックとは……
一般的にサビなどにおいて繰り返されるような印象的なフレーズ。
またはその曲においてイメージに繋がるような盛り上がる箇所。

※2 リリックとは……
歌詞のこと。ヒップホップにおいては人生を落とし込んだり、
生き方のテーマを左右する重要なもの。
ラッパーによって、それらこだわりは様々。

※3 トラックとは……
ラップを乗せる曲のこと。
ビートという言葉との違いは
一般的にビートはリズムを構成するもの(ドラムとベースなど)
トラックはそれらを含む曲のこと。
もちろんトラックメーカーを
ビートメーカーと呼んだり、例外はいくつもある。
この記事ではビートとトラックの違いを
分かりやすく伝えるために記述している。


 

なぜセマフォはBASIをプッシュするのか?

 

僕はポップミュージックのラップがまず苦手です。

それはバンドでも同じことが言えるのですが、
流行り廃り関係なく、いつの時代でも自然となっている音が好きなのです。
(意味が通じた方はGoodです!)

じゃあ一過性の音との違いは?

これは僕は間違いなく言えるのは
BASI の音楽にはカルチャーがあるからだと思っています。

例えばゲームならば任天堂がファミコンを作り、
高橋名人のようなすごいゲーマーが出てきたり、
そこに子どもたちが独自のやり方を見出し、

誰が一番連射が速い?

誰が一番ゲームが上手い?

というようなローカルも含めたルールや基準が生まれて、
どんどんその輪が広がり、

面白いゲームを出すために色んな人が工夫し、
それらが娯楽に定着し、現在も進化を続けるのです。

現在、僕が当サイトでインタビューしているような
ゲーム制作チームの影響を受けたゲームへと繋がります。

ブームではなく文化に残す、ということなのです。
(これの意味が通じた方はexcellentです!)

これを完全に同様に、とは言いませんが、

ヒップホップも長年、積み上げた歴史があります。

もちろん、その中にはブームで終わったヒップホップもあります。

それらをメディアが面白可笑しく取り上げた末、
フリースタイルダンジョン登場以前まで馬鹿にされ続けたのが、
僕が冒頭に記述した「YoYo」などのイメージです。

大事なことはそれとは関係なく
良い音楽を作り続けているラッパーやトラックメイカー、DJなど
そういった存在がずっと繋いでいるものだということです。

それは現在においてのロックンロールの意味とは?

という質問というか疑問に通ずるところがあります。

キースリチャーズが言った
「ロックはあるけど、ロールはどうした?」という言葉があるように

どんなものでも流行りに乗るもの、
そしてそれらに疑問を投げかけるものがちゃんといます。

そして、もっと大事なのは、
それらが存在して音楽や文化、娯楽の進化と真価が生まれる。

僕はそのように思っています。

BASIとカルチャーの関係

BASIのMVにはスケートボードやアートワークがよく登場します。

ヒップホップは

ラップ、DJ、ダンス、グラフィティを中心に
あらゆる人間の情熱や苦悩、作品が重なって生まれた、
一つの生き方であると思っています。

そういう意味で捉えてもBASIの音楽には
ストリートシーンにおいての
カルチャーがいくつも存在しています。

 

BASI の音楽は渋い。かっこいい。

 

 

ヒップホップについて含めて色々記述してきましたが、
この記事において最も大事なことは

BASI の音楽がカッコイイ!ということです。

落ち着いたBeatに歌詞。

一日のどんなシーンでも似合うような曲だと思います。

この記事を当サイトのユーザーで大半である
ゲーム好きの方が見ているのか、

それともヒップホップ好きか見ているのか分かりませんが、

最後まで見て頂きありがとうございます。

 

当サイトはあくまで個人の趣味です。

ごちゃ混ぜかも知れませんが、
これからもゲーム、音楽、好きな情報を
当サイトなりのやり方で発信していきます。

 

ではでは。

 

セマフォ

 

 

ゲームの連載記事ですが最近のおすすめです。

ゲーム音楽が楽しくなる話②

おはようございます。セマフォです。

 

ゲーム音楽の話、前回の続きですが、

 

今回は

「ミックス」と「マスター」についてお話ししようと思っています。

 

これらはよく作業工程では

「ミキシング」、「マスタリング」と呼ばれています。

 

それぞれの解説をする前に、
その状況などをゲームに交えて話しをした方がより伝わりやすいと思われるため、
そちらからお伝えしますね。

 

前回も記述した
「シネマティック」な音というのは、
つまり映画、舞台などでも用いられるような楽器、音色、構成で、
それらをきちんと扱うにはそれに応じた知識と理解が必要だと思っています。
どういうことか、というと
バンドではまず使うことは少ないであろう楽器や鳴らし方、リズムがあるのです。
(リズムという概念からもかけ離れていることも)
具体的に言うと、
スターウォーズの有名なメインテーマのメロディを奏でている楽器って・・・
なんでしょうね?w

もちろん途中でホーンのような音も入るのですが、
あれってなかなかよくわからない楽器なのではないでしょうか?
しかし、管弦楽団などがコンサートで披露することもありますね。

つまり、前回例を挙げた、
ジャズ、ブルーズ、ロックなどは、
それぞれの時代のポップミュージックでもある訳です。
シネマティックな音というのは、
それらに比べると非常に独特な立ち位置の音であり、
ビートがないことが多いし、
何分の何拍子か、なんてことも自由なだけに非常に難しいものだと思います。

そして、それを理解したうえで曲を作るとなると

 

「音の質」

 

を考えなければいけません。

 

特にそういう壮大な曲は狭い部屋をモデルとした
リバーブ(空間での反響)をかけてしまうとこじんまりとしてしまいます。

そういう音を作っているゲームに世界観に合わせていくいことが必要になっていきます。
そしてその一つ一つの音を調整していく作業を

「ミックス」

といいます。

もちろん例としてリバーブのかけ方を出しましたが、
本当はもっともっと細かいです。
イコライザー(EQ)によって、
それぞれの音の特定の音域を強調したり、弱めたりもします。
もちろんそれを全体にかけたり・・・。
コンプレッサーで音の粒をはっきりさせたり、
音圧を調整させたりなどなど・・・。

つまりコンポーザーはそれらすべてを理解した
ミックスエンジニアでもあるのです。

 

そして、

そのミックストラックを2チャンネルにして、
実際にプレイヤーの耳に届く音源を作ってしまう作業を

 

マスタリング

 
と考えてよいでしょう。

 

 

話が難しい感じになりましたねww

 

 

前回と今回にまたがっていってきましたが、

 

次の内容さえ覚えていれば大丈夫です。

 

 

エンジニアはそれだけでも職業として成り立っています。
つまり、コンポーザーは

前回説明したように、
作曲家でもあり、エンジニアでもあるのです。

そして僕が今プレイしているFF15のサウンドを担当している
下村陽子さんはそのコンポーザーの中でも、
とんでもない技術と知識を持っている方なのです!

 

すごいでしょう?w

 

こういう言葉を使うことが適切かどうかわからないですが、
まさしく天才だと僕は思います。

 

 

うーん。

 

 

色んなゲームのサントラが欲しい・・・w

 

 

 

ではでは、またいつか音楽の話で熱くなりたいですw

 

 

 

せまほ