ROOM BLOOM #3 goosetafの2019年の新作『Sugar』でチルな空間に浸ろう

goosetaf 2019年の新作アルバム『Sugar』でチル初めはいかが? ROOM BLOOM #3

goosetaf 2019年1月3日リリースの新アルバム『Sugar』を紹介

シアトルのトラックメイカーgoosetafが新年早々チルなアルバム『Sugar』をリリースした。本作は全体を通して、浮遊感があるものの、ユニークなビートが特徴だ。部屋にチルな空気を満たすならおすすめしたい作品である。

goosetaf

goosetafのトラックの特徴は、パーカッシブなリズムにある。それは、例えば民族楽器のようなパーカッションを用いているというよりも、金属音やガラスの音のような生活の中におけるノイズ音をサンプリングしているように感じた。ノイズ音と言っても耳障りなものではなく、むしろ浮遊感のあるシンセに映えるようなサウンドになっている。
それは『Sugar』でも同様で、浮遊感のあるトラックにあるリズムが癖になってくる。

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2018年には『Akemi』という作品を含む、5枚のアルバムをリリースするなど精力的な活動も印象的だ。活動の軸としては、SoudcloudやSpotifyでの配信といったところであり、少なくとも日本にはCD、ヴァイナルなどは出回っていない。
『Akemi』のほかにも、『hizashi』というタイトルのアルバムをリリースしていたり、『Mochi』という楽曲など、日本語のタイトルを付けていることから、日本のカルチャーからの影響も強く感じられる。
なお、この『hizashi』は先述したようにパーカッシブなリズムを取り入れつつも、例えばKontaksのようなチルヒップホップが好きな人にもおすすめできるトラックがたくさん収録されている。

goosetaf

ちなみに、goosetafの名前は男性名である「グスタフ」と、ガチョウの「Goose」をかけているものと思われ、ロゴのパーカーを被ったガチョウがキュートである。

2019年も多くのアルバムをリリースすることが期待できる、goosetafの新譜をチェックしたい場合、TwitterやSpotifyをフォローすると良いだろう。

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EVISBEATS Lullaby feat. WHALE TALX & annie the clumsy MVが公開された

EVISBEATS Lullaby feat. WHALE TALX & annie the clumsy 公開されたMVを紹介

EVISBEATS Lullaby feat. WHALE TALX & annie the clumsy

EVISBEATS Lullaby

EVISBEATSの新譜『HOLIDAY』が2018年12月19日にリリースされた。このアルバムは、『ゆれる』に参加したラッパーとして知られる田我流や、Ittoらが参加している。また、『夜風に吹かれて with PUNCH&MIGHTY』も収録されており、通常版は2300円(税込)となっている。そして、本稿ではアルバム2曲目に収録されている『Lullaby feat. WHALE TALX & annie the clumsy』(以下、Lullaby)のMVを紹介し、そこに含まれるサウンドを分析してお伝えしていく。

イントロから聞こえる鍵盤の音色についてはエレクトリックピアノのように輪郭が丸いものの、はっきりしたサウンドだ(音の連なりがオルガンっぽくもあるが、実際のどのような音源を使用しているかまでは分からない)。ヴォーカルにはAnnie the Clumsyが参加しており、イントロのメロウな雰囲気にピッタリな歌声が印象的である。そして、WHALE TALXのラップが絶妙な緩さがあってクールなのだ。実はVOX陣営のこの2組はWHALE TALXの『ALL WE NEED IS LAUGH』でも共演しており、相性は抜群だ(Bandcamp)。

『Lullaby』のビートを注意して聞いてみよう。クローズドハイハットがゴーストノートを含め、16分で刻まれている。ただし、音の粒はいずれも柔らかい(もしかすると、ほんの少しリバーブかなにかエフェクトがかかっているのも知れない)。キックは丸みがあるのだが、インパクトが出ており、スピーカーで聞いた際に「ボスッ」という振動が伝わってくるだろう。スネアは400~600Hzの音が美味しいため、ビートの中で音の調和がとれていると感じた。

EVISBEATS

EVISBEATS

今年2枚目となる、EVISBEATSのアルバム『HOLIDAY』は現在発売中である。興味があればストアページをチェックしてみてはいかがだろう。

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ROOM BLOOM #2 Konteks 極上のメロウ&Lo-fi ヒップホップトラックメーカー

Konteks 手元に残したいクールなヒップホップサウンドを紹介 ROOM BLOOM #2

Konteks メロウでLo-fi、Jazzyなリラックスしたヒップホップサウンド

UK、マンチェスター出身のメロウなビートをメイクする、Konteksは要チェックだ。筆者が自信を持ってプッシュする、このKonteksというビートメイカーはMPC2000を武器に群雄割拠のヒップホップシーンを戦っている。メロウでLo-fiなトラックはジャズやソウルミュージック、時には雨音やグラスの擦れる音までサンプリングしている。KonteksはCDやヴァイナルなどの媒体で音源をリリースしていない。現在はデジタルコンテンツ、あるいはストリーミング再生で楽しむことができる。

Konteks

 

雨音がサンプリングされ、フィルターがかかったビートはLo-fiな雰囲気が漂っている。スネアにはリバーブ(あるいは軽くディレイ)がかけられており、雨音の開いていくようなサウンドが特徴だ。角の丸いギターの音が楽曲全体にメロウな印象を与えている。

Konteksの楽曲は一貫して、非常にリラックスした雰囲気がある。キック、スネア、ハイハットが気持ちよく、上物は装飾的になっている印象が強い。そのため、口ずさめるメロディがある楽曲ではなく、アルバムの一曲目から流して楽しめるサウンドだ。そのため、ずっと聞いていられるし、Spotifyではプレイリストに選別されることが多いのではないだろうか。

Konteks

Konteks

 

以前に、「Room bloom」で紹介した、Ljonesが好きなリスナーはもちろん、nujabesやもっと抽象的なチルアウトなトラックが好みな方におすすめだ。SoundcloudやSpotifyなどで聞くことができるため、チェックしてみてはいかがだろう。

・Soundcloud
・Twitter

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Tsubaki A rapper in the center of Japanese hip-hop scenes.

Tsubaki A rapper in the center of Japanese hip-hop scenes.

Tsubaki From Okinawa to the brains of the listener.

Tsubaki

I don’t know how much Japanese rap music is known in the hip-hop scenes of US, UK and EU countries. I began to digit music at the trigger of US punk rock in the 1990s. First of all, my older brother’s room. Next, I exchange CDs with my friends. When I was a high school student I was digging the sound source of Rancid and Operation Ivy at a used record shop.
While I was doing that, I met US middle school hip hop. Of course I was addicted.

If you are interested in Japanese hip-hop and like the sound source that I introduce, please follow the artist’s SNS and buy albums. Japan’s hip hop is as cool as the US and the EU. There is no win or loss here. Surely, there is only listeners’ likes or dislikes.

※ The translation of lyrics in this article is not by artists. It is my personal translation.

唾奇(Tsubaki)道-TAO- prod by. TNG

I’d like you to listen to this song. This song is one of the reasons Tsubaki was recognized as a Japanese hip-hop listener. Of course, he would have already known his skills and lyrics from local fellows and audiences in local Okinawa. However, this song “TAO” is necessary to tell about his current success.

“TAO” means road or street. Japanese often grasp life as a road. For example, the word “road” is also used for Bushido. The Japanese feel something emotional about the word road. Hip hop is music born on street, culture. In other words, Tsubaki is singing over the road and frustration and suffering in his life.

There is such lyric on the hook of this song.

――Baby, I’m shaken by the cradle and snoozed.
Even if I trip, I’m not interested in BAD. I will return as usual.

In addition to this song, the tracks of Tsubaki’s songs have many chill sounds. His lyric sticks into such a relaxed sound.

Tsubaki hip hop

唾奇(Tsubaki) × Sweet William / Made my day

There is a track maker that is indispensable for talking about Tsubaki.
It’s Sweet William.

The sounds born from Native Instruments and various equipment feel influences from jazz and soul music. The song “Made My Day” samples phrases Sweet William played on the piano and uses those played at high speed. As a result, the piano phrase is like a baroque sound. However, at the hook, the phrase of jazz piano of normal speed is flowing.

Even if I (we) live seriously, my friends also cause troubles in town.
We go through the streets just like unbendable words.
Straight. TRIP with running.
DOPE That time.
I’m wrapped in a deep high and my skeleton is made.
It flows at the speed of sound.
So long.

Tsubaki

How was songs of Tsubaki? I am satisfied if you are interested in Japanese hip-hop. I am a journalist, a punk rocker and a hip-hop writer. If you want to know more detailed information, it would be better to digitize Tsubaki’s songs and live footage.

唾奇(Tsubaki)Twitter
Pitch Odd Mansion Official Website

If you want to hear about Japanese hip hop further from me, please share the article with SNS.

MU-TON Dreamin’ Prod. by LIBRO ミュージックビデオが公開!サウンド分析と紹介。

MU-TON Dreamin’ Prod. by LIBRO ミュージックビデオが公開!

MU-TON Dreamin’ サウンド分析と音源紹介。

福島県のラッパーMU-TONが2018年12月5日にリリースした1stアルバム『RIPCREAM』に収録されている楽曲、『Dreamin’』のミュージックビデオが公開された。本稿はそのミュージックビデオを参考にしながら、サウンド分析を行い、音源の紹介を行っていく。

アルバム『RIPCREAM』これまでのキャリアの集大成と思われ、様々なサウンドが詰まっている印象が強かった。初めてMU-TONの楽曲を知ったのは一年ほど前だったのだが、その時の印象はグランジヒップホップサウンドというものだった。これは、あくまで筆者の造語(恐らく、ヒップホップ的な辞書には載っていない言葉)だ。つまり、グランジロックのように、Noisyで攻撃的なスタイルをMU-TONのラップから感じ取ることができ、『RIPCREAM』に収録されている『Spin Me Around』などからもそういったスタイルを感じる。ただし、それだけで片付けるには勿体ないほどに、『RIPCREAM』には様々なサウンドが詰まっている。その一つが本稿で紹介する、『Dreamin’』である。

MU-TON Dreamin'
同アルバムから『Spin Me Around』のMVも公開されている。

『Dreamin’』はMCとしても高い評価を受けるビートメイカーのLIBROがトラックを制作している。全体を通してメロウな印象なのだが、太くて厚いKICKと芯の詰まったスネアの音が特徴だ。ハイハットについては時折、ハーフ(あるいはオープン)で鳴っているのだが、例えば8ビートのように一定のリズムを刻んでいるわけではない。裏に入れ気味なのだが、左にPANが振られたパーカッシブな金属音などが、スネアとマッチしてトラック全体にタイトなリズム感を生み出している。

上物については、エレクトリックピアノかなにかの鍵盤のサウンドに、リバーブの効いたフルートのような音が合わさって、ジャジーな印象。ベースはウッドベースかなにかのライブラリサウンドと思われ、丸みのある音になっている。フィルターが効いているのか、コンプレッサーの影響か、モコモコとした抽象的なベースサウンドがチルなトラックの中に怪しげな空気を流している。

MU-TON Dreamin'

上述したように、MU-TONは2018年12月5日にアルバム『RIPCREAM』をSPACE SHOWER MUSICからリリースしている。攻撃的なサウンドだけでなく、『Dreamin’』や『Cicada』など、チルな楽曲も収録されている。興味があればストアページをチェックしてみてはいかがだろう。

MU-TON Dreamin'

SPACE SHOWER MUSIC オフィシャルサイト

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showmore 1mm ジャズやヒップホップなどをミックスしたサウンドが特徴

showmore 1mm ジャズ、ヒップホップなどのサウンドをミックスしたセンセーショナルポップ

showmore 1mm サウンド分析と音源の紹介

showmoreの楽曲『Circus』のMVが話題を呼んだのは2017年のことだった。ヒップホップ的なアプローチで構成されたビートに、ジャズピアノを乗せたサウンドは、「お洒落な楽曲」として感じ取られたことだろう。実は筆者は『Circus』を聞いた時、なにか「反骨精神」のようなものを感じた。正しい表現かどうかは分からないが、例えばロックやパンクは世の主流なんかへのアンチテーゼを掲げていることが多い。そういった、自分らしさを掲げる精神性をshowmoreから受け取ることができたのだ。本稿では、showmoreの楽曲『1mm』を紹介していく。

showmore 1mm

『1mm』は井上惇志(Key)による、硬い音色のエレクトリックピアノが夜をイメージさせてくれる。ビートはヒップホップのような強いビートなのだが、KICK、スネアには温かみを感じる。これは、高音の尖った音域を削ったためか、軽くフィルターを挟んでいるのか、そういった音を扱っているように感じた。またはハイハットが高音域の美味しいところを鳴らしているため、そういった音のバッティングを避けているのかも知れない。そのため、ビートは全体的にリラックスした雰囲気が出ており、上物のメロディと相まってチルな楽曲になっている。

私がshowmoreの最も面白いと思っている点は、根津まなみ(Vo)のビートへのアプローチにある。ビートを意識した歌い方はヒップホップにおけるラップという手法そのものなのだが、韻を踏んでいくのではなく、ポップミュージックのように歌い上げる点にアヴァンギャルドな、なにかを感じるのだ。もしかすると、これが冒頭に述べた「反骨精神」なのかも知れない。考えすぎかも知れないが、showmoreの楽曲には尖ったなにかがあって、PUNKSの筆者にとっても心地よいサウンドなのだ。

例えばなのだが、夜仕事から帰ってきて、すぐにテレビやスマホで動画やなにかしらのコンテンツを観るのではなく、コーヒーを淹れて、この楽曲をBGMにリラックスするなんてひと時があっても良いのではないだろうか。きっと、そういうのを贅沢な時間と呼ぶのだと思うのだが、どうだろう。

showmore 1mm

showmoreは2018年5月に1stアルバム『overnight』をリリースした。このアルバムには『Circus』も収録されているため、興味があればストアやオフィシャルサイトをチェックしてみてはいかがだろう。

showmore オフィシャルサイトはこちら

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The Falcon 90’s USパンクロックの雰囲気を保つ、イリノイ州出身の4人組パンクバンド

The Falcon 90年代を彷彿とさせる、イリノイ出身のパンクロックバンド!

The Falcon 90年代初期のPUNK好きは要チェックなパンクロックサウンド

The Falcon

2004年にイリノイ州シカゴで結成されたパンクロックバンド、The Falconをご存知だろうか。筆者は彼らのサウンドを聞いた時に、90年代のパンクロックのような、溢れ出るエナジーと荒々しい仕上がりを感じた。そして、90’s PUNKならではのキャッチーなメロディが特徴で、こういったサウンドは現在のさらに細分化していくロックやパンクに影響を与えていたはずなのだ。The Falconは、NOFXやRANCID、(Lookout時代の)GREENDAYなどのバンドがやり遂げた、ポップでキャッチーなメロディとパンクの持つメッセージを融合させたサウンドを今も新鮮さを保って実践していると感じた。あるいは、今だからこそ新鮮に感じたのか……。その判断はPUNKSそれぞれに委ねられるだろう。

曲の短さも、まさにパンクロックバンドらしいのだが、タイトなリズムの中にある独特のグルーヴ感が90年代を思わせる。切なさ、とまではいかないものの、情緒のあるメロディやメッセージが心地よい。

The Falcon

The Falconは2017年にアルバム『Gather Up The Chaps』をリリースしており、現在もライブを精力的に行っている。シカゴは以前から良いパンクロックバンドを輩出しているエリアであり、当然ながら地元のシーンも成熟している。今後、日本ツアーやローカライズされた情報などにも期待していきたい。

The Falcon

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Stan Forebee メロウでジャジーなヒップホップサウンドのすすめ

Stan Forebee メロウでジャジーなヒップホップサウンドを部屋に満たそう

Stan Forebee 心地よいグルーヴを生み出すジャジーヒップホップ

Stan Forebee

ジャジーヒップホップなんて言葉を普通に使っている自分に驚きを感じるのには理由がある。例えば、20代前半の頃なんて、『In Ya Mellow Tone』の話をしてくる女の子(しかも、ヒップホップに興味がない子)がいたくらいに、お洒落でメロウなトラックを聞くという音楽の聴き方が整っていたのだ。だけれども、好きなラッパーは?なんて聞いた日には「あ、私ラップって聞かないんだよね。インストだけで良くない?」なんて言われちゃって、しょっぱい気持ちになったもんだ。今でこそ『In Ya Mellow Tone』に対してBig Up!!と言えるが、当時は「こんなもん、ミーハーが聞くもんだ」などとやっかみを並べていた。実に浅はかだった。だけれども、本稿ではそういった『In Ya Mellow Tone』からさらにディグりたい人には最適なビートメイカーを紹介する。

 

彼の名前は、Stan Forebeeだ。

上の動画はJazz SessionsというアルバムのYou Tubeにおけるフルストリーミング動画だ。だけれども、筆者は手元に残す音源としてもおすすめしているため、彼のBandcampやストアをチェックしてみてはいかがだろう。

一曲目の『New Ganeration』はしっとりとしたジャズピアノサウンドからスタート。ミュートさせたトランペットかなにかナイスな音が心地よく、次第でグルーヴ感を増していく。アタック感のあるKICKが特徴的で、体全体でリズムを取りたくなるようなビートになっている。

Stan Forebee

筆者はこのアルバム全体を通してアコースティックなサウンドや、ある種のオーガニックなサウンドを感じた。もちろん、デジタルな音楽ではあるのだが、そこには自然な風景やゆったりと流れるリラックスした空間が思い浮かぶ。Stan Forebeeの楽曲はピアノの音が良く、彼のサウンドのこだわりはそこにあるのだと感じた。

今後も弊誌では彼のサウンドを紹介していく。興味があればストアページやFacebookをチェックしてみてはいかがだろう。

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You Know The Drill UK、バーミンガム出身のポップパンクバンド

You Know The Drill UKポップパンクバンド サウンドと音源の紹介

UK流のポップパンクが熱い。ポップだけど、逞しいビートは必聴案件。

You Know The Drill

カラッとしたサウンドでポップなメロディをかき鳴らす……と言えば、USの西海岸パンクバンドの特徴でもある。もちろん、それらサウンドは世界中に拡散し、ファンがいるわけだが、そういった明るいポップなパンクサウンドはUS西海岸のパンクシーンがリードしている印象だ。You Know The Drillというバンドは、New Found Glory(ニューファウンドグローリー)や、Simple Planなどのポップパンクに、メロディックハードコアのような強く早いツービートを合わせたようなサウンドが特徴のバンドだ。前情報なしに、彼らのサウンドを聞けば西海岸シーンの新しいバンドであると思う人も多いのではないだろうか。

若さが溢れ出ているようなMVとその楽曲はパンクロックの伝統とも言えるだろう。彼らは地元のメディアやヨーロッパのラジオ局などからも注目されており、そのサウンドを聞いてみると単なる勢い任せではないことが十分伝わってくる。コーラスワークやサウンドバランスなど、あくまでもプロフェッショナルに音源を提供することを心がけているようにも感じる。Spotifyなどの音楽配信サービスによって、世界中のどこにいても音楽が楽しめるようになったことは非常に嬉しい。ただし、それはリスナーが良い、悪いを判断するスピードや基準となるポイントが早い段階に設定されることにも繋がる。そんな音楽シーンを意識してか、彼らは若いエネルギーの中に高い完成度を保っている。

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Oh Geronimo カナダ出身、インディーポップロックバンドのサウンドを紹介

Oh Geronimo カナダのインディーポップロックバンドを紹介&レビュー

群雄割拠のカナダロックシーンにポップなメロディをもたらす。

Oh Geronimo

Oh Geronimoはカナダ、オンタリオ州出身のバンドである。ポップなメロディとフォークサウンド、そして切なさのある楽曲が特徴である。2016年以降、なぜだかカナディアンロックをチェックしている筆者がおすすめするメロディメーカー。

Oh Geronimoはフォークサウンドの中に、強いビートやロックンロールなスピリットがあるのが特徴だ。カナダのロックシーンの特徴として、UKロックからの影響や伝統を引き継いでいるという雰囲気がある。ロックンロールのエッセンスを心得ているバンドが多く、Oh Geronimoもそういったバンドの一つである。興味があればチェックしてみてはいかがだろう。

Oh Geronimo

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