『Within the Cosmos』は独立系開発スタジオのdebdevが制作する一人称視点のRPGである。 2278年、滅びゆく人類の種を残すために、人間はプレイヤーを含む500人を惑星「Berith Ⅱ」に送った。しかし、プレイヤーたちがたどり着いた惑星は、未知なる敵が潜んでいた。
『Within the Cosmos』はシングルプレイタイトルであり、日本語対応はアナウンスされていない。 特徴としてはプレイヤーの成長要素や銃のカスタマイズ機能がある点だ。SFをテーマにしており、銃が登場する一人称視点RPGということで、FPSゲーマーにも楽しめそうな印象を覚えた。 また、戦闘においてもいくつかの選択肢があるようで、ステルスが上手くいけば最小限の消耗で敵の陣営を突破できそうだ。
『INSOMNIA: The Ark』はmono studioが開発をする、2018年9月27日に発売のSFをテーマにしたアクションRPGである。地球を放棄した人類が理想の地を求め、宇宙ステーションで400年の旅に出るのだが、そこには階級などによる格差から軋轢が生じていた。プレイヤーはその宇宙ステーションで旅の途中から目覚めることになる。
今回、『INSOMNIA: The Ark』の開発チームへインタビューを行うことができた。それでは期待が高まる、SFアクションRPGの世界観や物語の設定などを紐解いていこう。
見出し
――『INSOMNIA: The Ark』は、人類が400年の宇宙の旅に出ていますね。これは、地球に住むことができなくなったからでしょうか。人類、または宇宙ステーションなどといった設定について教えてください。
我々はしばしば、「Fallout」や「Bioshock」と比較されることがあります。我々はアートデコスタイルや荒廃的なテイストなどにインスピレーションを受けているため、それは部分的には正しいでしょう。しかし、我々は模倣しているわけではないのです。『INSOMNIA: The Ark』の世界観は、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の孤児』に近いでしょう。世代宇宙船であり、資源を得るために戦う中で住民を悪化させていくのです。我々は古典的なディストピアから強い影響を受けています。本作には軍国主義や階級不平等、抑圧といったテーマがあり、ビジュアルは映画『メトロポリス』や、アレックス・プロヤスの『ダークシティ』の影響を受けていますね。
開発/Mono Studio(INSOMNIA: The Ark)
製品情報
『Insomnia: The Ark』は2018年9月27日にリリース予定である。ストアページは以下に掲載している。
開発は DARK STAR、パブリッシャーは Another Indieによるもので、日本語対応していることがすでに明らかになっている。上述した、大罪と対峙するためにステータスを引き換えにする「レベルダウンシステム」を最初に聞いた時、筆者は手塚治虫作品の「どろろ」を思い出した。「どろろ」では幼少期に身体を失った百鬼丸が、身体の48箇所を奪った妖怪たちを倒し、取り戻していくというストーリーだ。つまり、百鬼丸は身体を取り戻すたびに超人的な力を失っていくことになる。
『SINNER Sacrifice for Redemption』はどういったストーリーなのかはまだ分からないが、所謂「死にゲー」に挑戦してきたゲーマーにとっては、新たな壁が出現したのかも知れない。
2018年7月26日に『イース セルセタの樹海』がSteamストアにてリリースされた(Steamにおいては『Ys: Memories of Celceta』と表記)。本作は冒険家のアドル・クリスティンが「セルセタの樹海」へ戻ってきた際に記憶を失っていたことから始まるファンタジー作品である。自分が何者なのか、記憶さえもないアドルは「セルセタの樹海」へ旅立ってから、長らく消息不明となっていたのだ。自分の素性を情報屋デュレンに教えてもらうと、アドルは真相を確認するために、再び「セルセタの樹海」へ挑むことになる。