Home Sweet Home 制作ディレクター インタビュー!

 

 

Home Sweet Home とは?

Home Sweet Homeは
タイのゲーム開発『YGGDRAZIL GROUP CO.,LTD』による、
今年最も注目されているホラーゲームの一つです。

妻が失踪したことによる絶望と、
襲い掛かる恐怖から主人公Timは逃げ切ることができるのか。

ステージを進むだけでなく、
物語の背景などの設計や
ディテールグラフィックにまでこだわったホラーゲームです。

そして、今回制作ディレクターのSaroot Tubloyさんへ
当サイトが独自にインタビューを行いました。

また、この記事で『タイ産ホラー』と称するのは
タイと日本の風土や文化、習慣に共通点があり
『日本産ホラー』との共通点を見出すことで、
さらに恐怖の本質が見えてくると信じているためです。

また、今回のインタビューは、
『ホラーゲーム』という特殊なジャンルの
『特殊たるが由縁』と秘密に迫るものです。

 

どうぞお楽しみくださいませ。

 

Home Sweet Homeオフィシャルサイトはこちら

恐らく唯一は信仰を突き詰めたところや、そのプロセスでしょう。

 

・Home Sweet Homeは本当に恐いゲームであると感じます。
タイの文化と日本の文化には共通点があります。
霊や魂に対する考え方が非常に似ているように思うのです。
そのため、より深い恐怖を理解できるのだと思います。
このゲームのアイディアはどのようにして生まれたのですか?

 

 

ー根本となるアイディアはタイという国の基礎的な知識からです。
  我々は若いころからこういった信仰が日常生活に関わっていたり、
  ずっと言い伝えとしてあるのです。
  そこで、我々はこの文化をゲームに取り込むために
  専門家にタイの信仰や神話についてインタビューしてきました。
  我々はそこで得た知識をゲームに加えたのです。
  (タイの映画やその他の映画からも信仰について取り入れました)

 

・私の思うにいくつかのギミックが
プレイヤーをさらなる恐怖へと導いていました。
例えば女性の霊が持っていたカッターナイフの音がそうですね。
あなたが思うホラーゲームにとって大切な要素とはなんですか?

 

 

ー私はホラーゲームに必要な要素は『予期せぬこと』だと信じています。
  予期せぬ出来事や何も分からない不明なことは恐怖へと導きます。
  不安、ストレス、解析不能な情報がそうです。
  例えば、ダンサーのシーンがそれです。
  暗闇がプレイヤーを未知の恐怖に導くのです。

 

・私はホラーには人間性を追求する根本的な感覚があると思っています。
あなたにとってホラーゲームとはどんなものですか?
また、なぜホラーに興味を持ったのですか?

 

 

ー私の中に存在するホラーはサイコロジーホラー(心理的ホラー)や
  パズルを解決する要素、そして未知であることです。
  私がホラーに興味を持ったのは、
  ホラーが動揺による感情的なものを普通のゲームよりも作り出せるからです。
  それは彼らがプレイしている間、ずっと巻き起こるものです。
  また、彼らがどんなゲームプレイやリアクションをするか予測してきました。

 

 

Home Sweet Home 室内

 

・開発中の印象的なエピソードを教えてください。

 

 

ータイダンサーのシーンですね。
  そこにタイのカルチャーの多くを表現しています。

 

 

・私はあなたたちがゲームの細かい部分まで大事にしていると感じました。
例えば、家具の汚れだったり、血の色、または足音なんかもそうです。
一番苦労した部分はどこでしょうか?

 

 

ーゲームシナリオにおけるシーンと同様一番難しかったところは
  ゲームプレイを可能にするマテリアルの配置でした。
  我々はただゲームプレイのためだけに家具を配置したくはなかったのです。
  なぜなら、それらは時々シーンとは関係なかったりしますが、
  ゲーム進行、アイテムの場所などのゲームバランスと
  ゲームシナリオとの繋がりを一から全部、考えなければなりませんでした。

 

Home Sweet Home 血液

Home Sweet Home 血液の色

 

 

・既に続編を期待する声がありますね。
Home Sweet Homeエピソード2のリリースプランはありますか?

 

 

ーはい、我々は間違いなくHome Sweet Homeエピソード2をリリースします。
  我々はまだまだプレイヤーのために追加したいものがあります。

 

 

・コンソールバージョンのリリースプランはありますか?

 

 

ーはい、あります!

 

 

・日本には有名な怪談作家がいます。
(小泉八雲は1904年に『怪談』(Kwaidan)をリリースしました)
彼は『水』が人間の潜在的な恐怖を増幅させることを発見しました。
あなたは日本のホラー作品を知っていますか?
もし、好きなホラーゲームや映画があれば教えてください。

 

 

ー私は『リング』やその他の日本の作品を観てきました。
  私はタイの文化と日本の文化の大きな違いがないと思っています。
  恐らく唯一は信仰を突き詰めたところや、そのプロセスでしょう。
  好きな作品はサイレントヒル、零、クロックタワーです。

 

 

・日本のプレイヤーにメッセージをお願いします。

 

 

ー我々はゲーム業界では実に新しい存在です。
  そのため、もしエラーが起きたりしたら申し訳ありません。
  我々は改善し、より良いゲームを将来制作していきたいと考えています。
  あなたたちのサポートに心より感謝します。
  我々はエラーを修正し、良いゲームをまた作っていきます。

 

インタビュー:Home Sweet Home制作 YGGDRAZIL GROUP CO.,LTD
制作ディレクター:Saroot Tubloy

 

Home Sweet Home

 

インタビューを終えて

 

こんばんはセマフォです。
今回のインタビューは
ホラーゲーム『Home Sweet Home』の制作チームへ行ったものでした。

ホラーゲームというと、
僕にとって一番古い記憶で言うとSFC時代のゲームです。
そのころは当然、今よりも描写に限界があり、
テキスト主体で進むものが多かった気がします。

ただ、それはある意味では、
日本でも馴染みのある小泉八雲の『怪談』などの、
ストーリーを読み聞かせることの恐怖とマッチしていたのかも知れません。

インタビュー中にもありましたが、
タイの文化は日本と大きな違いというものは少ないように感じます。
それは食文化というところでもそうかも知れません。
なので、家具や生活用品などにも見覚えのあるものが多かったり、
馴染みのあるもの、用途が分かるものがあるのでしょう。

2017年、最も話題になっているホラーゲームの一つ、
Home Sweet Homeに感じる恐怖は、
その文化や信仰に共感できる我々にとって、
一層、深いものになり得ているのかも知れません。

 

セマフォ

 

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