Home Sweet Home 制作ディレクター インタビュー!

 

 

Home Sweet Home 2017年、最も話題を読んだホラーゲーム

『Home Sweet Home』とはタイのゲーム開発『YGGDRAZIL GROUP CO.,LTD』からリリースされたホラーゲームである。2017年、最も話題になったホラーゲームの一つだろう。物語の導入については、妻が失踪したことによる絶望と、襲い掛かる恐怖から主人公、Tim(ティム)が逃げ延び、ステージを進行していくというものである。物語の背景の設計やディテールグラフィックにまでこだわったホラーゲームだ。

そして、今回制作ディレクターのSaroot Tubloyさんへ、当サイト「セマフォの屋根裏部屋」が独自にインタビューを行った。タイと日本の風土や文化、習慣に共通点があり、「タイ産ホラーゲーム」と「日本産ホラーゲーム」との共通点を見出すことで、さらに恐怖の本質が見えてくるだろう。

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――それは信仰を突き詰めたところや、そのプロセスでしょう。

――『Home Sweet Home』には、タイと日本で共通した文化が見られます。霊や魂に対する考え方が非常に似ているように思われ、より深い恐怖を理解できるのだと思います。このゲームのアイディアはどのようにして生まれたのですか?

根本となるアイディアは、タイという国にある基本的な知識や言い伝えです。我々は若いころから、こういった信仰が日常生活に関わっていたり、ずっと言い伝えとしてあるのです。そこで、我々はこの文化をゲームに取り込むために専門家にタイの信仰や神話についてインタビューしてきました。我々はそこで得た知識をゲームに加えたのです(タイの映画やその他の映画からも信仰について取り入れました)。

――私の思うにいくつかのギミックが、プレイヤーをさらなる恐怖へと導いていました。例えば女性の霊が持っていたカッターナイフの音がそうですね。あなたが思うホラーゲームにとって大切な要素とはなんですか?

私はホラーゲームに必要な要素は『予期せぬこと』だと信じています。予期せぬ出来事や、何も分からない、不明なことはプレイヤーを恐怖へと導きます。「不安」、「ストレス」、「解析不能」な情報がそうです。例えば、ダンサーのシーンがそれです。暗闇がプレイヤーを未知の恐怖に導くのです。

――私はホラーには人間性に基づく、原始的な感覚があると思っています。あなたにとってホラーゲームとはどのようなものと捉えていますか。また、なぜホラーに興味を持ったのですか?

私の中に存在するホラーはサイコロジーホラー(心理的ホラー)や、パズルを解決する要素、そして未知であることです。私がホラーに興味を持ったのは、ホラーが動揺によって発生する感情を通常のゲームよりも生み出せるからです。それはプレイヤーがプレイしている間、ずっと巻き起こるものです。また、彼らがどんなゲームプレイや、リアクションをするか予測してきました。

Home Sweet Home 室内

――開発中の印象的なエピソードを教えてください。

タイダンサーのシーンですね。そこにタイのカルチャーの多くを表現しています。

――私はあなたたちがゲームの細かい部分まで大事にしていると感じました。例えば、家具の汚れだったり、血の色、または足音もそうですね。一番苦労した部分はどこでしょうか?

ゲームシナリオにおけるシーンと同様一番難しかったところは、ゲームプレイを可能にする、マテリアル(家具など)の配置でした。我々はただゲームプレイのためだけに家具を配置したくはなかったのです。なぜなら、それらは時々、シナリオとは関係なかったりしますが、ゲーム進行やアイテムの場所などのゲームバランスを一から全部、考えなければなりませんでした。

Home Sweet Home 血液

Home Sweet Home 血液の色

――既に続編を期待する声がありますね。『Home Sweet Home』”エピソード2”のリリースプランはありますか?

はい、我々は間違いなくHome Sweet Homeエピソード2をリリースします。我々はまだまだプレイヤーのために追加したいものがあります。

――コンソールバージョンのリリースプランはありますか?

はい、ありますね。

――日本には有名な怪談作家がいます。小泉八雲は1904年に『怪談』(Kwaidan)をリリースしました。彼は『水』が人間の潜在的な恐怖を増幅させることを発見しました。あなたは日本のホラー作品をご存知でしょうか。もし、好きなホラーゲームや映画があれば教えてください。

私は『リング』やその他の日本の作品を観てきました。私はタイの文化と日本の文化には、大きな違いがないと思っています。恐らく、それは信仰を突き詰めたところや、そのプロセスでしょう。好きな作品は『サイレントヒル』、『零』、『クロックタワー』です。

――日本のプレイヤーにメッセージをお願いします。

我々はゲーム業界では実に新しい存在です。そのため、もしエラーが起きたりしたら申し訳ありません。我々は改善し、より良いゲームを将来制作していきたいと考えています。あなたたちのサポートに心より感謝します。我々はエラーを修正し、良いゲームをまた作っていきます。

 

インタビュー:Home Sweet Home制作 YGGDRAZIL GROUP CO.,LTD
制作ディレクター:Saroot Tubloy

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