The Forest インタビュー 広大な世界に注いだ恐怖へのこだわり

 

The Forest インタビュー ”緻密な恐怖の積み重ね”

「The Forest」と言えば筆者がPCを買うずっと前、steamから波及したとも言えるサバイバルホラーブームを当初から知るゲームとも言えるののではないだろうか。

そして、その話題と期待をさらに拡散することになったのは、コンソール版対応というニュースでもある。今回はそのThe Forestのコンソール版対応についての話題や、The Forestというゲーム制作のこだわりについてインタビューを行った。

ストーリーは既にその世界にごく自然に存在していた。

 

――まず、最初に制作について質問します。私は The Forestは非常にユニークなゲームだと思っています。オープンワールドとホラーの要素を混ぜていますが、ホラーにおいては人間の欲や邪悪な一面を扱っていると感じられます。また、オープンワールドにおけるサバイバル要素も非常に重要なパートです。あなたたちがこのようなアプローチでゲームの開発を始めたきっかけはなんでしょうか?

このゲームのアイディアは『光と闇』から始まりました。地上は明るく、ディズニーのように日光が木々の葉から差し込み、鹿たちは楽しそうに走り回っているようなものを。そこにはスイレンが覆う湖がありあなたはそこから水を飲むこともでき、ごく普通の落ち着いた感情がそこにはあります。ただし、地下は洞窟となりそこはまるで地獄のようです。暗くて湿っていて、クリーチャーで溢れかえっています。そしてあなたはさらに奥深くへ冒険するのです。

私たちはゲームを作る上で「あなたは生き残る上で何をするのか」というクエスチョンを前提に制作しました。あなたは森全体を伐採し、種を滅ぼし、その果てに「あなたの息子を救うためになにができるのか」ということをね。ゲーム中『食人族』も彼らの森、彼ら自身、そして彼らの友人を救うために同様の決断をしてあなたを攻撃してきます。

The Forest

 

 

――私は以前、ゲームにおいて「自由なオープンワールドと綿密なストーリーのバランスを保つのは難しい」というディベロッパーの話を聞いたことがあります。しかし、あなたたちは「The Forest」の広大な世界に物語を作りましたね。私はプレイヤーそれぞれがサバイバルを通して恐怖を想像することが大事だと思います。あなたたちがストーリーを作る上で大事にしたことはなんですか?また、あなたたちが「The Forest」のサバイバルシステムにおいて工夫した点を教えてください。

私はストーリーを作る上で常に意識していたのはストーリーは既にその世界にごく自然と存在していた。そのようなことでした。なぜ食人族は存在していたのか?息子になにが起きたのか?その質問はこの世界に存在する手がかりによって説明する、ということに挑戦したのです。私は常にゲームに何が起きたのか、または物語の具体的な一部となるようなミッションを与えることそれらを追求しています。それらが私をゲームという世界から連れ出してくれるのです。

もし、あなたがオープンワールドに住み、自由な体験をするならばということが私の楽しみなのです。結果的に我々はストーリーがすでに世界に存在することを早期に決定しました。そしてプレイヤーが望むならその世界を知ることができるように、またそれらを無視して、プレイヤーはその世界で生活し、それぞれのストーリーを作り出せるようにしました。

The forest

――オープンワールド好きなプレイヤーは広大な世界を探索してみたいものです。あなたたちが広大な世界に用意した仕掛けなどはありますか?

我々は高密度なもので世界を満たすことに努めました。例えばたくさんの動物が走り回っていたり、
樹木や草木が生い茂っています。また世界を説明するために役立つキャンプもあります。我々が作ったオープンワールドは他のオープンワールドのゲームと比べると小さいです。しかし、違いは非常に多くの要素がお互いに密接していることです。ほぼすべてのものが破壊できますし、ゲームにおいて重要なところは一定のロケーション費やして、建築や拠点のセットアップを行います。一度あなたがその世界に拠点を築けば、あなたはそのロケーションにそれを残していると感じて、それらを敵から守りたくなるでしょう。

――あなたたちは精力的に開発をしていますね。現在、早期アクセスですが開発としては全体のどのくらいを終えたのでしょうか?

私たちはベータ版と呼べるものに近づいていることに期待しています。近いうちにその開発ステージの日付を発表できれば、と思います。

――製品情報について質問します。数年前からコンソール版リリースについて話題が出ていることを私も把握しています。しかし、なかなか日本ではそれらのローカライズされた情報がシェアできていません。ぜひコンソール版について教えてください。

我々はPC版と共に開発してきたPS4についても全力をあげています。これらの情報について近いうちにもっと情報を共有していきます。

――多くのファンがあなたたちの今後の制作に期待しています。日本のPCゲームファンの多くが「The Forest」を知っています。ゲーム制作に国境というものを感じにくい今、あなたは現在の世界的なゲーム制作環境をどのように感じていますか?

PC上でゲームを開発してリリースするには素晴らしい時期だと思います。steamによって世界中のユーザーにアクセスしてもらえることも大変素晴らしい。このゲームには世界中のプレイヤーがいるため、現在対応言語を追加しています。「The Forest」がさらに多くのプレイヤーに届くことを期待しています。

The Forest

――私は日本でウェブサイトを運営していますがあなたが影響を受けた日本のゲームはありますか?

私は多くの日本のゲームに影響を受けました。また好きなゲームのほとんどは日本のゲームです。「ゼルダの伝説」シリーズ、「スーパーマリオブラザーズ」「バイオハザード」「Dark Souls」「メタルギアソリッド」などたくさんあります。

――最後に日本のプレイヤーへメッセージをお願いします。

「The Forest」をプレイしてくれているプレイヤーたちに感謝いたします。

「The Forest」開発チーム Endnight Games

ライター/Semapho

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インタビューを終えて ”刺激”と”探求心”

刺激的なゲームはそこを注目すると過激さがあらゆる基準となる作品に比較されることがあるように感じる。例えば「バイオハザード7」の刺激的な描写は今後の作品の一つの基準になり得る。仮にそういう点で基準を何かしら設けて比較しても、「The Forest」刺激的であるように思う。

そして、「The Forest」には”開発者の恐怖への探求心”と”プレイヤーがゲーム中に覚える探求心”がリンクする瞬間があるように思う。そして、そこが噛み合った瞬間に”刺激”は”忘れらない恐怖”に変化するのではないだろうか。

そしてインタビュー中に頂いたオープンワールドについての答えに共感している。それは以前にコラムとして公開した記事でオープンワールドについての疑問や考えを記述たのだが、探求心が新たな世界を広げるのだという回答から確信を得られた。オープンワールドはプレイヤー自身がストーリーを感じていくのだ。

 

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